日本ペルー経済協議会、リマで5年ぶり開催
ペルーの首都リマで10月16日、第15回日本ペルー経済協議会(CEPEJA)が開催された。ペルーでの開催は2019年以来5年ぶりで、両国の企業・政府関係者ら約220人が参加した。
経済関係が緊密化する両国で将来にわたる連携強化の可能性について、「持続可能な経済発展と経済安全保障」「経済強靭(きょうじん)化」「人的交流」の観点から意見交換が行われた。
引用元 JETRO:ビジネス短信


記事を”読む”
米国司法省は8月29日、関税の不当な回避や輸入禁止物品の密輸の取り締まりを強化するため、省庁横断の貿易詐欺対策タスクフォースを立ち上げたと発表した。トランプ政権は関税回避を目的とする迂回輸入の防止に取り組んでおり、司法省 […]
大手会計事務所プライスウォーターハウスクーパース(PwC)は9月3日、米国の消費者4,000人を対象に、6月26日~7月9日に実施した2025年米国年末商戦の見通しに関する調査結果を公表した。それによると、2025年の年 […]
ジェトロは、マレーシア国営石油会社ペトロナスが実施するアクセラレーションプログラム「FUTURE TECH4.0」に、エコシステムパートナーとして参画し、日本のスタートアップ参入を支援している。 引用元 JETRO:ビジ […]
コネ姉さん:10月16日にリマで第15回日本ペルー経済協議会(CEPEJA)が開催されたわ。2019年以来、5年ぶりのペルー開催で、約220人の企業・政府関係者が参加したのよ。
セカくん:両国の経済関係をさらに強化するための会議なんすね!どんな議題があったんすか?
コネ姉さん:「持続可能な経済発展と経済安全保障」「経済強靭化」「人的交流」といったテーマで、両国の将来の連携強化について議論が行われたの。特にペルーのマクロ経済の安定性が強調されたわ。
ボス:ペルーが投資国として評価される理由は何なのかね?
コネ姉さん:ペルー経済財政相のホセ・アリスタ氏は、物価の安定、低い国の負債、豊富な外貨準備、法的安全性、投資の自由化などが要因だと説明していたわ。地理的な優位性も評価されているの。
セカくん:日本企業にとっての有望分野って、どこなんすか?
コネ姉さん:交通インフラ、港湾、通信のコンセッション、さらに鉱業エネルギーや、ブドウ、ブルーベリー、アスパラガス、キヌアなどの農業分野が挙げられていたわ。
ボス:ペルー経済の成長率はどうなっているのか?
コネ姉さん:ディエゴ・マセラ中央銀行理事によると、1993年から2023年までの平均成長率は4.3%で、中南米諸国の中で最も高かったわ。財政規律や中銀の独立性がその要因とされているの。
セカくん:今回の会議で、具体的な成果はあったんすか?
コネ姉さん:会議の結果、両国のビジネス関係を強化する共同声明に署名されたわ。さらに、11月にリマで行われるAPEC首脳会議に合わせて、戦略的パートナシップ強化のロードマップが署名される予定よ。
ボス:このような協議が続けば、両国間の経済連携もますます進展しそうだな。