ジェトロと経済産業省は9月26日、オープンイノベーション創出を後押しする「日インドネシア・ファストトラック・ピッチ2024」のプロモーションを目的としたイベントを、ジャカルタにある東アジア・アセアン経済研究センター(ERIA)で開催した。両国の企業や政府関係者ら約70人が参加した。
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コネ姉さん:
今回のイベントでは、日本とインドネシアが連携してオープンイノベーションを推進するため、企業の課題解決策をスタートアップから募集するピッチイベントが行われたよ。6社がそれぞれ異なる課題を提起していて、スタートアップとの協業ながら革新的なソリューションを求めているわ。
セカくん:
わくわくするっすね!どんな課題が提案されていますか?
コネ姉さん:
例えば、バンク・ネガラ・インドネシア(BNI)は、業務効率化のためのデジタルエコシステムやeラーニングシステム構築の技術を求めているわ。これは金融業界のデジタル変革を進めるために重要なテーマです。さらに、コマツは持続可能な農業技術や工場の残余熱を電力に変換する技術を探していて、持続可能な開発目標(SDGs)にも貢献する内容なのです。
ボス:
ふむ…それぞれの企業が決断している問題を解決するために、新しい技術や発想を持ったスタートアップと協力したいってことか。
セカくん:
スタートアップにとっては大きなチャンスですね!提案が採用されると、インドネシア市場への進出や実証実験の場を提供してもらってるってことですよね?
コネ姉さん:
特にインドネシア市場は人口も多く、経済成長も続いているから、事業を展開するには魅力的な市場なの。インドネシアの社会課題を解決する助けになるわ。
ボス:
それでも、あったオープンイノベーションって、課題解決が本当にできるのか?現場との調整が難しいんじゃないの?
コネ姉さん:
一応、現場での実装までには多くの準備があるわね。大企業が参加するイベントでは、資金力やネットワークを使って実現可能性が高い提案が期待されているのよ。
セカくん:
すごい!これから、提案されたアイデアが採用されれば、日系企業だけでなくインドネシアの経済発展や社会課題の解決にもつながるってことっすよね?
コネ姉さん:
例えば、Niterraのように生活習慣病の早期発見を支援する提案を求めている企業もあるし、健康や環境分野の課題解決が進めば社会全体に大きな影響を与えるだろう。
ボス:
ふむ…SDGsを見据えた決意だな。ただ、最終的にどれだけ実用化できるかが鍵になるかもしれない。
セカくん:
提案の締め切りは10月20日っすね。12月にはファイナリストによる最終ピッチがあるみたいだから、注目していきます!
コネ姉さん:
その通り!これからもちょっとイベントしながら、日系企業と地域スタートアップが相互に成長できることを期待したいわね。