モルディブから食品バイヤーを初招聘、群馬産食材をPR

モルディブから食品バイヤーを初招聘、群馬産食材をPR

ジェトロは8月8~9日、モルディブで食品・酒類輸入卸事業を展開するサーラ・インターナショナル(Sarah International)を日本に招聘(しょうへい)し、群馬県企業14社(添付資料参照)との視察および商談を行った。
モルディブのリゾートホテルの多くでは日本食レストランが併設されており、現地で漁獲された魚を使った食事を提供している。ジェトロでは、モルディブ市場に多様な日本食材を紹介するため、野菜や果物、肉類や乳製品などの多彩な農畜産物を生産し、モルディブとは逆に海には面していない群馬県にモルディブの食品バイヤーを初めて招聘した。

引用元 JETRO:ビジネス短信

セカくん:モルディブから食品バイヤーを群馬県に初めて招聘して、群馬産の食材をPRしたんですね!

コネ姉さん:群馬県は海に面していないけど、多様な農産物の生産地として有名なのよ。 今回は、ジェトロはモルディブ市場に向けて、野菜や果物、肉類、乳製品などを紹介するために、モルディブの食品バイヤーを群馬に呼んで視察と商談を行ってみました。

ボス:ふむ…モルディブのリゾートホテルでは日本食レストランが多いというのは意外だな。

コネ姉さん:例えば、ふりかけや調味料は現地のコメや魚に合うとして高評価を得たわ。 また、ソムリエ資格を持つバイヤーからは、群馬産の日本酒が現地料理とよく合うと太鼓判を押されるたの。モルディブでは高温で辛味の強い味付けが好まれるから、その点を重視した食材が求められているわね。

セカくん:すごい!でも、旅行には約2カ月かかるんですよね?

コネ姉さん:そうね。 賞味期限が1年以上と比較的長めの食品が優先されるわ。 また、モルディブでは日本食材は高級品として扱われているから、保存性の高い商品を輸出することが前提モルディブの高級リゾートに特化した商品の開発も進んでいるよ。

ボス:ふむ…日本の3~5倍の価格で販売されるとは驚きだ。現地での需要はどの程度あるんだろうか?

コネ姉さん:モルディブは観光客、だから特に富裕層が多い国、価格が高くても品質の良い日本産品に対するニーズは十分にあるのよ。 特に中国や西部からの観光客が多いことも、日本食レストランの需要を支えているわ。

セカくん:それなら、日本の農産物や酒類のブランド価値を高めるチャンスですね! 今後はどういった戦略が考えられますか?

コネ姉さん:モルディブの高級リゾートある日本食レストランと提携して、群馬産の食材を使った特別メニューを提供するのも戦略の一つね。また、モルディブ国内の大手卸業者との独占契約を結んで、現地にある群馬産品の販売路をしっかり確保することも有効です。

ボス:ふむ…観光地だからこそ、それなりに高い付加価値の商品戦略が有効なんだな。ただ、競争相手も多そうだな。

コネ姉さん: 確かに、モルディブでは日本食材の多くがタイやシンガポール経由で供給されているから、価格や流通の面での競争は激しいわね。のニーズに合わせた商品展開が重要になってきます。

セカくん:そうですね!例えば、モルディブで好都合な辛味の強い味付けを捨てた調味料や、気温が高い環境でも美味しさを保っている食品加工なんかがあれば、もっと受け入れられます。

コネ姉さん:その通りよ。また、地元の観光客向けに、群馬産の食材を使った日本料理フェスや試食イベントを開催することで、現地の消費者にも直接アプローチすることができるわね。

ボス:ふむ…地域の農産物がこうして海外の富裕層に認められれば、地域経済も潤うかも知れません。群馬県にとっては、大きなチャンスですね。

セカくん:今回のモルディブからのバイヤー招待は、一旦一過性の解決じゃなくて、持続的な関係構築を目指しているんですね。 今後も海外のバイヤーを招いて、地域の魅力を広げていきます活動が増えるといいですね!

コネ姉さん:そうね。 なんとか成功すれば、他の地域も参考にして、さらに食材が世界で無理なく進む可能性があるわ。 群馬県の挑戦が他の地域への良いモデルケースにあったらいいわね。 今後の展開が楽しみですね!

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