ロシアでの外国銀行の支店開設が9月1日から可能となる。8月8日にウラジーミル・プーチン大統領が連邦法第275-FZ号「連邦法『銀行および銀行活動について』および一部の連邦法令の変更について」に署名したことによるもの。ただし、9月1日以降に支店開設手続きができるため、実際に支店が営業を開始するのは早くても2024年末になるとみられる。

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セカくん ロシアで9月1日から外国銀行の支店開設が可能になるって、かなり大きな変化っすね!これまでロシアでは、外国銀行が営業活動を行うには現地法人を設立する必要があったけど、今回の改正でどう変わるんすか?
コネ姉さん そうね、今回の改正によって、外国銀行がロシアに現地法人を設立せずに、支店を開設して営業活動を行うことができるようになったんです。ただし、支店での業務にはいくつかの制限があり、例えば個人の口座を開設することや預金を集めることはできません。主に法人向けの決済取引や通貨取引などが認められていますわ。
ボス ふむ、個人向けのサービスが制限されているのは、まだ慎重な姿勢を保っているということか。しかし、これはロシアと他国との金融取引を促進するための動きだということか?
コネ姉さん そうですわ。背景には、西側諸国による金融制裁を受けて、ロシアが経済的な孤立を避けるために、友好国の銀行を誘致しようとしている狙いがあります。また、SWIFTから一部のロシア銀行が排除されたことも影響していて、外国銀行の支店を通じて決済や投資を活性化させようとしているのですわ。
セカくん でも、支店を開設するには条件が厳しいっすね。3年以上の活動期間や、10億ルーブル以上の保証金が必要ってことは、相当信頼できる銀行しか開設できないってことっすかね?
コネ姉さん その通りですわ。ロシア中央銀行が定める厳しい基準をクリアしなければならないので、安定した経営を続けている大手銀行が主な対象になるでしょう。また、支店の活動はロシア中央銀行の監督下で行われるため、ロシア政府も慎重に管理を行う意図があると考えられますわ。
ボス ふむ、結局、これはロシアの経済を支えるための一つの手段というわけだな。しかし、どれだけの外国銀行が実際に支店を開設するかは、状況次第ということかもしれんな。
コネ姉さん そうですね。外国銀行がロシア市場に参入するかどうかは、政治的なリスクや経済的なメリットをどう評価するかにかかっていますわ。今後、どの銀行が支店を開設するか、そしてその影響がどうなるか注目していきたいですわね。
セカくん ロシアの経済や金融システムがどう変わっていくか、これからも目が離せないっすね!