ラオス財務省は8月7日、PTLホールディングとの間で、ラオス・ブリオン・バンク設立の合弁契約を締結した。ラオスには金の埋蔵量が500~1,000トンあると推定されており、金の資源を活用したラオス・ブリオン・バンクの設立は国家経済の安定化をもたらすと説明している。今後、ロンドン地金市場協会の基準に従い、国際競争力のあるブリオン・バンクの運営を目指すとした。

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コネ姉さん:ラオス財務省が8月7日に、PTLホールディングと共同で「ラオス・ブリオン・バンク」を設立する合弁契約を締結したわ。ラオスには500~1,000トンの金の埋蔵量があると推定されていて、この資源を活用して国家経済の安定化を図ろうとしているのよ。
セカくん:おお、金の埋蔵量が多いっていうのはすごいっすね!でも、ブリオン・バンクって何なんすか?どうやって経済安定化につながるんすか?
コネ姉さん:ブリオン・バンクは、金をはじめとする貴金属の取引を専門に扱う銀行のことよ。ラオスがブリオン・バンクを設立することで、国内の金資源を効果的に活用し、外貨準備資産を増やすことができるわ。特に、ロンドン地金市場協会の基準に従った運営を目指しているから、国際市場での取引にも競争力が出るわね。
ボス:ふむ…外貨準備高を増やすというのは、ラオスにとって重要な課題だな。今の外貨準備高はどれくらいなんだ?
コネ姉さん:2023年12月時点で、ラオスの外貨準備高は約17億ドルで、これは輸入額の2カ月分程度しかないわ。一般的には輸入総額の3カ月分以上が望ましいとされているから、かなり低い水準よ。このブリオン・バンクを通じて、外貨準備を増やすことで経済の安定性を高めようとしているの。
セカくん:なるほど!金を活用して外貨を増やすってことなんすね。でも、国際市場での競争力を持つためには、どんなことが必要なんすか?
コネ姉さん:まず、ロンドン地金市場協会の基準に従うことが重要ね。これによって、ラオスの金が国際的に認められ、取引の信頼性が高まるわ。また、適切な管理と運営が求められるわ。さらに、安定した供給と品質管理も不可欠ね。これができれば、ラオスのブリオン・バンクは国際市場での地位を確立できるはずよ。
ボス:ふむ、ラオスがこうした取り組みを通じて経済を安定させることができれば、今後の発展に大きく寄与するだろうな。これからどう進展していくのか注目だ。
セカくん:そうですね!ラオスの経済がどう成長していくのか、これからも注目していきたいっす!