オーストラリア統計局(ABS)は7月31日、2024年第2四半期(4~6月)の消費者物価指数(CPI)の上昇率が前期比で1.0%と発表した。前期から横ばいで推移した。前年同期比では3.8%となり、2022年第4四半期(10~12月)に7.8%とピークを記録した後、5四半期連続で低下していたが、1年半ぶりに上昇に転じた。
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コネ姉さん:オーストラリアとニュージーランドの2024年第2四半期の消費者物価指数(CPI)の動向について興味深いデータが発表されたわよ。オーストラリアのCPIは前期比1.0%で横ばいだったけど、前年同期比では3.8%と、1年半ぶりに上昇に転じたんだ。特に食品や住宅費が上昇の要因だったみたいね。
セカくん:おお、インフレがまた上がり始めてるんすね。特に食品や住宅費が影響してるってことは、日常生活にかなり直結してる感じっすね。でも、どうして今になってまた上昇し始めたんすか?
コネ姉さん:主な理由は、悪天候による果物・野菜の価格上昇や、賃貸市場の需要増加が挙げられるわ。特に果物や野菜は天候に左右されやすく、価格が大きく変動することがあるの。また、住宅市場では空室率が低いままで、家賃の上昇が続いているのが要因ね。これらがCPIに影響を与えたのよ。
ボス:ふむ…ニュージーランドでもCPIの動きが気になるな。こっちはどうなっているんだ?
コネ姉さん:ニュージーランドでは、CPIの上昇率は前期比で0.4%と低下していて、前年同期比では3.3%と3年ぶりの低水準になっているわ。特に、エネルギー料金や住宅費の上昇が目立つけど、全体としてはインフレが抑えられている傾向があるの。ニュージーランド準備銀行は、金融政策の引き締めがインフレ抑制に効果を発揮していると見て、政策金利を据え置いているわ。
セカくん:なるほど、ニュージーランドはインフレをうまく抑え込んでるんすね。でも、エネルギー料金や住宅費が上がってるってことは、まだ安心できない感じっすね。
ボス:うむ、オーストラリアもニュージーランドも、住宅やエネルギーといった生活に密接に関わる項目がインフレに影響を与えているのは共通しているな。両国がこれからどう対処していくのか注目だな。
セカくん:そうですね!これからもインフレの動向を追っていくっす!