欧州議会は7月16日、欧州議会選挙(注)後初となる本会議を開催した。中道右派の欧州人民党(EPP)グループのロベルタ・メツォラ欧州議会現議長が、左派・急進左派の欧州統一左派・北欧緑左派連盟(Left)グループのイレーネ・モンテロ議員(スペイン選出)との一騎打ちを大差で制し、再選された。
記事を”読む”
フィリピン国家経済開発庁(NEDA)は12月17日、韓国との自由貿易協定(FTA)の発効を承認した。在フィリピン韓国大使館の発表によると、同FTAは12月31日に発効する。両国間のFTAは2023年9月7日、インドネシア […]
中国・遼寧省大連市で12月23日、同市の大学における日本語人材育成状況と日本企業での就職をテーマとするフォーラムが開催され、大連進出日系企業、日本語教育関係者など約100人が参加した(主催:在瀋陽日本総領事館在大連領事事 […]
ジェトロは12月18日、ウェビナー「EPAの救済規定、相談事例から解決策を探る」を開催した。このウェビナーでは、経済連携協定(EPA)を利用している実務者を対象に、知っていると便利な原産地規則の救済規定を重点的に解説した […]
コネ姉さん: それはこういうことなのよ!欧州議会は7月16日に本会議を開催し、ロベルタ・メツォラ議長が再選されました。彼女は中道右派の欧州人民党(EPP)グループの議員で、今回の選挙では左派・急進左派のイレーネ・モンテロ議員との対決を大差で制しました。
セカくん: すごい!彼女の新たな任期はどのくらいですか?
コネ姉さん: 任期は2027年1月までの2年半です。また、7月18日には欧州委員会の次期委員長候補ウルズラ・フォン・デア・ライエン現委員長に対する信任投票も予定されています。信任されれば、彼女の再任が決定します。
ボス: ふむ…欧州議会のリーダーシップがどうなるか、これからも注目だな。
セカくん: 欧州議会選挙の結果はどうだったんですか?
コネ姉さん: 選挙の結果、右派・極右政党が躍進し、会派の再編が進んでいます。極右新会派「欧州の愛国者」グループが第3勢力に躍り出ました。旧アイデンティティーと民主主義(ID)グループを主体にしつつ、他の右派・極右政党も取り込みました。
ボス: まあ、右派勢力が強まっているわけか。他にどんな動きがあるんだ?
コネ姉さん: 右派の欧州保守改革(ECR)グループも無所属政党の加入により第4勢力となりました。一方、中道の欧州刷新(Renew)グループは第5勢力に転落しました。さらに、極右会派「主権国家の欧州(ESN)」グループも新たに立ち上がり、第8勢力となっています。
セカくん: 従来の大きな会派はどうなっているんですか?
コネ姉さん: 従来の2大会派である中道右派の欧州人民党(EPP)グループと中道左派の社会・民主主義進歩連盟(S&D)グループは、それぞれ最大会派と第2勢力の地位を維持しています。
ボス: ふむ…左派会派の状況はどうだ?
コネ姉さん: 左派会派には、第6勢力の環境政党の欧州緑の党・欧州自由同盟(Greens/EFA)グループと第7勢力の欧州統一左派・北欧緑左派連盟(Left)があります。これらのグループも引き続き存在感を示しています。
セカくん: わくわくする!欧州議会の動向がこれからどうなるのか楽しみですね!
ボス: まあ、各会派の勢力図がどう変わっていくか、これからも注目していこう。
コネ姉さん: そうですね。欧州議会の動向がEU全体の政策にどう影響を与えるか、引き続き注目していきましょう。