2025年で20周年を迎えるイタリアの大規模なガストロノミー国際会議「第20回イデンティタ・ミラノ2025」が2月22~24日にミラノで開催された。ジェトロは5回目の参加となり、イタリアのトップシェフや高級レストラン、ホテル、フードジャーナリストに日本産水産物と酒類のPRを行った。

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セカくん:
おお!日本のウニがイタリアのトップシェフたちに紹介されたんすね!これはすごいニュースっす!
コネ姉さん:
そうね。今年の「イデンティタ・ミラノ2025」で、日本産ウニが初めて紹介されたの。特に、EU向けの水産食品取扱施設「EU HACCP」に認定されたことで、日本からEUへのウニ輸出が可能になったのが大きなポイントよ。
ボス:
ふむ…ウニって、日本では高級食材だが、イタリアでも人気なのか?
コネ姉さん:
そうよ。イタリアでは「リッチ(Ricci)」と呼ばれていて、特に南イタリアのシチリアやサルデーニャでよく食べられているわ。ただ、日本のウニは繊細な甘みとクリーミーな食感が特徴で、イタリアのミシュラン星付きレストランのシェフたちにも高く評価されたの。
セカくん:
しかも、ウニを輸入予定の「ロンジーノ&カルデナル」って、イタリアの高級レストランの約8割と取引してるんすね!これは日本産ウニが広まるチャンスっすね!
コネ姉さん:
その通り!ロンジーノ&カルデナルは、世界中の最高級食材を扱う会社だから、日本産ウニがイタリアの高級レストランに定着する可能性が高いわね。
ボス:
ふむ…でも、ウニ以外の日本産水産物も注目されていたのか?
コネ姉さん:
ええ、日本産のマダイやハマチもイタリア市場では人気が高いわ。今回は、梅肉かつおやのりソースと組み合わせて提供され、「脂の乗りが良く、食感がとろけるようだ」と高評価を得たの。
セカくん:
それ、めっちゃ食べてみたいっす!あと、カクテルセミナーもすごく気になるっす!
コネ姉さん:
セミナーでは、「世界のベストバー50」でイタリアトップの「Drink Kong」のパトリック・ピストレーシ氏が、日本産ウイスキーとみそシロップを使ったカクテルを披露したの。日本のサムライ精神やモノづくりの精度に触れた講演もあり、日本文化への関心が高まる内容だったわね。
ボス:
ふむ…日本酒やウイスキーの輸出も伸びているのか?
コネ姉さん:
そうよ!2024年の日本からイタリアへの水産物とアルコール類の輸出額は、2019年比で約2倍になっているの。特に、日本産ウイスキーはイタリアでも人気が高く、「和食だけでなく、カクテルにも合う」と評価されているの。
セカくん:
すごいっすね!日本の食材とお酒がどんどん世界に広がってるの、ワクワクするっす!
ボス:
ふむ…日本の食文化がイタリアの高級レストラン市場に本格的に入り込めるなら、これは面白い展開だな。
コネ姉さん:
そうね!日本産ウニがこのままイタリアの高級食材として定着すれば、他の水産物や酒類の輸出もさらに拡大する可能性があるわ。これからの動きに注目ね!