ジェトロは8月18~20日、海外7カ国の食品バイヤーを石川県、富山県に招聘(しょうへい)し、北陸企業とのマッチング商談会や試食会、産地視察を実施した。2024年1月1日に発生した能登半島地震からの復興支援の一環として開催し、被災企業も参加した。金沢市での海外食品バイヤーと対面方式で行う大規模商談会は2020年2月以来4年半ぶりで、新型コロナウイルス禍後では初めて。
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コネ姉さん: 海外7カ国の食品バイヤーが石川県と富山県を訪問して、北陸企業との商談を実施したんですわね。これ、2020年2月以来の大規模な対面商談会で、新型コロナ禍後では初めてなんですって。特に、ビーガン対応の調味料や日本産コメ加工品が注目されていたみたいですわ。
セカくん: すごいっすね!海外バイヤーが北陸地域に来て、地元の企業と直接商談できる機会なんて、かなり貴重っすよね。特にアメリカやフランスのバイヤーが現地ニーズに合った商品を見つけて評価しているってことは、北陸の食材が世界で認められている証拠っすね!
ボス: ふむ…商談会だけでなく、現地の視察まで行ったんだな。生産現場を実際に見ることで、バイヤーたちが製品に込められた思いを理解できるのは大きなプラスだな。それが取引につながりやすくなるわけだ。
コネ姉さん: その通りですわ。実際に視察を通じて、北陸の企業が持つ丁寧なものづくりや文化的背景をバイヤーが肌で感じることで、商品への信頼感が高まるんですわね。また、商談前に試食会もあったので、より具体的なやり取りができたのも成功の要因でしょうね。
セカくん: それにしても、商談前にテイスティング会でバイヤーのフィードバックを受けて、すぐに味を調整するっていう柔軟な対応がすごいっす!こうした努力が、即決でオーダーをもらえる結果につながるんだなって思ったっす。
ボス: ふむ…やはり、相手のニーズに柔軟に対応できる姿勢が成功につながるわけだな。それに、北陸地域の企業がこうして国際的なビジネスチャンスを掴んでいくのを見ると、地域経済の活性化にも大きく貢献するだろうな。特に、能登半島地震からの復興支援という背景もあるから、なおさらだ。
コネ姉さん: そうですわね。地震からの復興支援という意味でも、今回の商談会が成功したことは非常に重要ですわ。被災企業も参加していて、こうした国際的な商談会が、地域の復興に力を与える大きなきっかけになったと思いますわ。
セカくん: それに、商談会の後には産地視察もあったみたいっすね!実際に生産現場を見てもらうことで、バイヤーたちが製品に対する信頼感を深めるって、大事なステップっすよね。丁寧なものづくりや歴史的な背景を知ることで、ただの商取引以上の関係が築けそうっす!
ボス: ふむ…視察を通じて、生産者の思いや地域の文化を理解することで、取引相手としての信頼がさらに高まるわけだな。これなら、長期的なビジネスパートナーシップが築ける可能性も高まるだろう。商談会だけではなく、こうした視察の重要性も再認識させられたな。
コネ姉さん: そうですわね。商談だけでなく、視察や試食といった直接的な体験が加わることで、より深い理解が得られるのは間違いありませんわ。今回の商談会が、北陸地域の企業にとって新たなビジネスチャンスを切り開くきっかけになることを期待していますわ。