親日国代表の台湾で流行する日本商品を実際に現地でどのように販売されているのか見てきた。

親日国代表の台湾で流行する日本商品を実際に現地でどのように販売されているのか見てきた。

『こんなに日本語が通じる国はない。』一度は台湾に行った事がある方は、そう思われると思います。
歴史的な背景もあり、日本語を話せる方は非常に多くいます。

また、台湾の方にもインタビューをしましたが、日本商品についても非常に良い印象をもっており、事実、コンビニやダイソーは多くあります。

【コンビニに売られる日本のお菓子】
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【100yenショップのダイソーと日本のゲーム】
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2014年度では、台湾の4大新聞といわれる聯合報(れんごうほう)のまとめた《今年のヒット商品》の中で、日本のお菓子であるブラックサンダーと日本旅行が選出されています。

このような事から、日本食品を台湾で展開する企業も増えています。
昨年末に東洋経済オンラインで「くら寿司」の台湾展開が取り上げられました。

「くら寿司、台湾でも「ビッくらポン」で勝負
成長シナリオを占う重要な試金石に

台湾に1号店を開いた「くら寿司」。すでに4号店まで準備を進めている
回転すし大手の「くら寿司」を展開するくらコーポレーションが海外展開を本格化させる。出店の地に選んだのは台湾だ。12月16日に台北市に台湾第1号店となる「松江南京店」を開店。すでに4号店まで準備を進めており、2015年中にも開店していく。

くら寿司は、2009年に初めての海外店舗を米国にオープンした。ただ、現地では生ものを食べる人が少なく、寿司といってもロール巻きが中心。日本で蓄えたノウハウをそのまま生かせるマーケットではない。一方、今回の台湾進出では、鮮度を保つ寿司キャップ「鮮度くん」や、水で皿を回収し精算もスムーズとなる「水回収システム」など、日本と同じシステムを海外店として初めて導入した。

2号店、3号店と展開を進めながら、商品や仕組みでどの程度の現地化が必要かシミュレーションを重ねていく。成功店のモデルフォーマットを作ったうえで、「一挙に数十店規模にまで拡大させたい」(くらコーポレーションIR担当者)と意欲的だ。
東洋経済オンライン|2014年12月20日

私たちは、様々な地域を直接足を運び見てきておりますが、他の国と比較すると日本に対しての評価が異常に高いという事が印象的でした。
私たちに調達の依頼を行う台湾企業が日本から欲しい商品も、古着、化粧品、食品、時計など様々ですが共通しているのは『Made in Japan』もしくは『日本で流行している商品』という事です。

また、『ViVi』や『Popteen』など、女性ファッション誌も多く現地語に翻訳され販売されています。
『ViVi』については、11万部以上が販売されています。
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台湾では日本商品のCMや日本の番組も字幕が付きされていたりと日本の情報を簡単に収集できる環境があります。

【Watsonsで販売されている、日本人モデルが宣伝している日本商品】
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他の国では『クールジャパン』『Made in japan』等、日本で生産、販売されているだけでは他国商品との差別化に向けて力が弱くなってきていますが、台湾では未だ『特別視』されていると感じます。

現地の方に直接インタビューした動画は近日中に公開しますが、マーケット規模や今後の市場の可能性を無視した場合、初めての海外展開に向けての候補としてもコミュニケーションが取れやすく有効な市場であると思います。

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