韓国小売調査レポート【美容専門店編】
目次
大韓民國 / Republic of Korea 概要
韓国 / 韓国 と日本の比較
韓国の人口密度が日本よりも大きいのは意外なのではないでしょうか。貿易額、GDP共に日本と大きな差がないことも分かります。韓国といえば美容を連想する方が多いと思います。韓国ではその美容意識の高さから化粧品、健康食品、ヘルスケア商品などの市場が大きく、日本から韓国に化粧品を買いに行く人や日本で販売されている韓国化粧品を探す人もいるほど韓国コスメは日本でも人気となっています。今回はそんな韓国における化粧品を中心に販売する美容の小売店について調査しました。
美容専門店 / Specialty Store ‒ Beauty 【比較編】
韓国の美容専門店/店舗数比較
注目するべきは圧倒的な店舗数を誇るOLIVE YOUNG(オリーブヤング)とARITAUM (アリタウム)でしょう。OLIVE YOUNGは、「ヘルス&ビューティー」をコンセプトにした韓国の人気ドラッグストアです。ソウルの人気観光地・明洞(ミョンドン)に位置する2階建ての大型店舗は最新の化粧品や香水、雑貨や食料品が豊富に揃え、大きな人気を得ています。また、OLIVE YOUNG は国内外での店舗の拡大のみならず、最近ではオンラインでの美容品販売にも力を傾注し売り上げを伸ばしています。
韓国の美容専門店/ブランドポジショニング
ここではこの8つの美容品店を取り扱っている美容品がプレステージか庶民派か、マスブランドかデザイナーズブランドかという2つの軸から判断したそれぞれのブランドポジショニングを示しました。プレステージとは高付加価値、高価格帯で、一般的に高級なイメージが持たれているブランドや商品、メーカーなどのことで、対面接客による販売を基本としています。一方でマスブランドとは比較的安価なブランドや商品、メーカーなどのことを指し、セルフでの購入が基本となります。デザイナーズブランドとはデザイナーが自身のデザインしたファッション商品や美容品に、自分の名前を冠したブランドを付けて売る場合のブランド名のことです。デザイナーの個性を前面に打ち出したデザイナーズブランドは知名度とイメージの高さでデザインや品質に対する価値を高め、商品の差別化をはかろうとするもので、比較的高価格帯で販売されていることが多いです。
CHICOR(シコール)は、韓国の大手百貨店「新世界(シンセゲ)百貨店」がプロデュースしているビューティスポットで、高級化粧品を数多く取り揃えています。また、高級な海外コスメだけでなく、比較的安価な韓国コスメ、そして日本未発売の海外コスメなども数多く取り揃えているのが特徴です。
Pierrot Shopping(ピエロショッピング)は韓国版ドン・キホーテとも言われており、化粧品だけでなく、食飲料、雑貨など、幅広いバラエティの商品を安価で販売しています。日本の商品も数多く取り扱っていることから韓国に住む日本人にも人気です。
日韓バラエティショップ/ Variety shops |店舗数比較
美容専門店 / Specialty Store ‒ Beauty 【店舗情報】
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