日本食アレンジが自由すぎる!海外で人気の食材
日本食はヘルシーというイメージが持たれ、国境を越え様々な国で食べられています。中でも日本食の代表格の寿司はそのままではなく地域ごとにローカライズされ、カリフォルニアロールから果物を入れた寿司のように色々な様態に変化しています。寿司ならまだわかりますが、実は他の食品も洋風にアレンジされて食べられているのです。どんな人にどんなふうにアレンジされているのか今回はご紹介していきます!
そばのアレンジ
意外と海外で人気を博しているのはそば!”Soba Noodle”と呼ばれており、調べると多くのメニューが出てきます。ヘルシーだからとパスタの置き換えに使用されており、現地の食材と合わせた美味しそうなアレンジレシピが多くみられます。例えばマンゴーアボカドゴマサーモンポケそば。ポケといえばハワイの切り身と野菜を混ぜた郷土料理のはずですが、こんな風にそばとアレンジされているなんて驚きです!
他にもそばいなり、そば春巻きなど巻物の中に入れられる事も多々。とてもヘルシーで食べ応えがありそうです!
そば粉自体はフランスでガレットというクレープに使われていたり韓国の冷麺などで使用されているのですが、麺状そばは基本的に日本だけということもわかりました。
豆腐のアレンジ
日本でもダイエット食として人気な豆腐。日本では冷奴などそのままで食べることが多いのですが、実は海外の方が多様な食べられ方をしているのです!私自身カナダへ留学していた事があるのですが、日本茶は2ℓで600円と3倍ちかい値段する物もある中、豆腐は日本の6倍くらいのサイズで値段もお手頃だった記憶があります。絹や木綿の表記はなく全部固めのお豆腐でしたが、ゴマ入り、くるみ入りなど現地の人が好きそうな味付けのものも多く発売されています。
(出典:https://do-cca.com/2018/10/09/neo-japanese-food-tofu/)
現地アレンジのひとつ目として豆腐スムージーがあります。海外の人の朝ごはんは基本アサイーボウルやスムージーなど液体状のものを食べる事が多いのですが、その中で豆腐も一緒にスムージーにされているようです。イチゴやベリーなど酸味のあるものと混ぜるとまろやかな味わいになって非常においしいです。
2つ目はカリフォルニアのベジタリアン料理で使われるノンオイル焼き豆腐。サイコロ状に切った豆腐をオーブンで焼き上げ、料理のトッピングとして使っていきます。例えばサラダに入れたり、ピザやラーメンの具材にします。中には肉がわりとして焼き鳥にする人も。インスタハッシュタグ検索で#tofurecipesと調べると参考になると思うので興味を持った方はお試しください。
アレンジの理由
そばはインバウンド観光客にも人気な日本食のひとつです。日本に来たときに天ぷらそばや立ち食いそばを食べたいと答える外国人は多くいます。近年海外では若者のダイエット思考によってヘルシーな食べ物が人気を博しており、ヘルシーイメージがある日本食は好まれて食べられるようになったと言われています。他にも寿司ブームで海苔が売られるようになったり少しずつ日本食が浸透している最中です。もう一つの理由としてヴィーガン ムーブメントの高まりがあります。豆腐は記事でも述べたように料理手法に汎用性があり植物性タンパク質の多い食品です。ヴィーガン に好まれるのも肯けます。他にもゼラチンは動物性なので寒天(Agar)を使用したりとそちら方面での食材利用のされ方もあるようです。ヴィーガン の人がまだ知らない素晴らしい日本食が海外にこれからも広まっていく事間違いなしです!