逆カルチャーショック?日本を愛してやまない外国人が急増中!

観光地を訪れると、外国人観光客の姿を多く目にするようになりましたよね。
円安やビザ発給の緩和といったメリットだけでなく、日本独特の文化や国民性、便利さにすっかり惚れ込む外国人も少なからずいるようです。
なかには、母国に帰って、あまりの文化や風習の差に
「逆カルチャーショック」
を感じるケースもあるといいます。また日本を訪れたいそんなリピーターも増えています。
日本人にとっては誇らしい、この奇妙な現象について実際に知人にインタビューをとって調べてみました。*画像と当の本人は全く関係ありません
目次
アメリカ人(26)男のインタビュー
(画像引用元:http://yurukuyaru.com/)
──それではアメリカ人さん(以降ア)日本に来て感じたことは何ですか?
ア「日本からアメリカに帰国して気づいたのは、まず、滞在中は街を歩く人たちを見下ろしていたかな。アメリカ人は全体的に日本人より平均身長が高いから、帰国してから背が高いと感じていた気分に浸れないんだな」
なんだそれ、めちゃくちゃうらやましい
低身長をバカにしてんのか、、のっけから少し不愉快になりましたが続けます
──他に日本と母国の違いを感じたことは何ですか?
ア「そうだね、アメリカ人はとにかく太っている人が多かったと、日本に来て痛感したね。食べ物もシンプルで高カロリーなメニューが中心のアメリカに帰ると、素材や料理法が繊細でおいしかった日本のグルメを思い出すよ」
──うんうんわかるよ。NYに1週間行った時、ホットドッグとコーラとスナック菓子で過ごしたよ。そう、サイフをすられたからね。
ア「えっ」
──えっ?
ア「あとアメリカではお茶にすら飲み物には砂糖が入っているのが普通で、帰国してあらゆるドリンクが砂糖入りだったことをショックに感じたよ。糖分たっぷりの飲み物は、そのまま太る原因にもなるからね。」
結論
今でも和食は世界的にもヘルシーで洗練された料理と評価が高いのは事実ですよね。
日本に来て、食生活の大きな隔たりを痛感して、和食を恋しく感じる外国人が多いようです。
またカフェでもコンビニのペットボトルでもお茶はノンシュガーが普通なうえ、砂糖無しでもここまでおいしい日本のドリンクに衝撃を受けるそうです。
イギリス人(24)男のケース
──それではイギリス人さん(以降イ)日本に来て感じたことは何ですか?
イ「どのお店に行っても、日本の店員の接客が温かくて親切なことが懐かしくなります。イギリスではイスに座って無愛想にレジを打ったり、商品を出されるときも無言というのが当たり前だからです。イギリスで生活していたときは、接客について不満を感じたことはありませんでした。」
──はあーやっぱりサービス面に関しては日本は素晴らしいのですね。
イ「レストランを始め、イギリスではチップの習慣が根付いています。
日本ではチップがなくても、親切なサービスを受けられることに、帰国後もあこがれを抱きますね。」
結論
ここまで聞くと逆に海外はどれだけサービスしてないのって気持ちになりますが笑
日本をしばらく旅行しただけで、自国と日本のサービス意識の差に愕然としたケースですね。
デパートやアパレル店で商品を選ぼうとすると、ひたすら店員がついてくる、そんな過剰すぎるサービスは面倒だと感じている外国人もいるようですが、精一杯もてなそうとする気持ちが表れていると好意的に捉えるようです。
オーストラリア人(24)男のケース
──それではオーストラリア人さん(以降オ)日本に来て感じたことは何ですか?
オ「交通機関の時間の正確さに驚きました。電車がぴったりその時間に到着して発車するという光景は、自国では珍しいです。日本のバスは多少遅れることはありますが、それでも数分だったり、次々やってきます。」
──日本人もびっくりするほど正確だよね。真面目なところが日本人のいいところでもあるからねー
オ「駅員や車掌のプロ意識も高いです。きちんとした制服と身のこなしで安心感を与えます。オーストラリアでは電車の運転手が派手なヘアカラーをしてモヒカンだったりするので、日本の電車ならどうなるんだと笑ってしまいそうになりましたよ。」
──うんそうだよねー。ん モヒカン?
結論
働いている人の服装や仕事に対する姿勢は、外国人が日本を訪れて素晴らしいと感じる大きなポイントのようです。
「おもてなし」の心やサービスに対する深い思いが仕事に重なってくるのは、日本らしい文化といえるでしょう。
アメリカ人(29)女のケース
──それではアメリカ人さん(以降ア)日本に来て感じたことは何ですか?
ア「私は長期滞在で日本に来ていましたの。日本から帰国して久しぶりにアメリカのスーパーマーケットへ買い物に出かけたとき、迷子になりそうな気分になりましたわ。ほんとよ。」
──えーほんとに?
ア「日本のスーパーなら、特売品や商品が見つけやすく綺麗に棚へ陳列されているし、買い物するのにちょうど良い大きさの敷地にまとめられているから楽なのよ。こんなにスーパーマーケットが巨大だったのかと、びっくりしましたわ。逆にこれほど広いスペースが必要なのか、疑問に感じましたわ。ほんとよ。」
──わかるわかるIKEAとかすごいもんね笑
結論
スーパーマーケットや買い物文化に関しては、アメリカが広大なため車社会でまとめ買いする家庭が多いこともあります。
しかし、日本人からするとコンビニ感覚で食料品や日用品の買い物ができる日本は便利と感じるみたいです。
まとめ
日本で暮らしていると見えてこない日本の良さ。訪日外国人の中には、そんな日本の文化の素晴らしさを客観的に捉えて「逆カルチャーショック」まで感じる人が出ているのは、私たちにとっても喜ばしいことです。
また深夜に普通に出歩ける治安の良さも海外の人にとっては非常に好印象です。
深夜に気軽にコンビニにいこうなんてこともできない国もあるわけです。
日本の便利さや人の温かみといった魅力をいつまでも残していきたいものです。