海外の出先で困らない!インターネット接続3つの方法と料金

皆さんは海外出張に行った際に、ネットが遅かったり、Wifiスポットが見つからなかったりして困ったことはありませんか?現地企業とのやり取りや国内からの案件に対応するためにインターネット環境は必須になってきます。今回は海外でインターネットに接続する3つの方法と料金をまとめました。
目次
1.携帯電話会社の海外パケット通信定額プランを利用する
現地での滞在日数が少なく、ネットの使用量も少ない場合はあなたが使っている携帯、スマートフォンからすぐに申し込み可能なこのプランがオススメです。
料金は各社同一料金で0~1,980円/日、25Mバイト以上なら2,980円/日となっています。ただし定額プランの対象外の国もあるので渡航前に事前に確認しましょう。
2.海外用WiFiルーターをレンタルする
WiFiルーターをレンタルする場合は携帯電話会社の定額プランに比べて料金設定が安いです。また、複数の機器を同時に接続することができるので同行者がいる場合はさらに割安になります。受け取り方法は自宅配送と空港での受け取りを選ぶことができます。ルーターを使用する地域によって料金が異なるので事前に比較してお得な会社を利用しましょう。
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グローバルWiFi
- 【アジア 300円~/日】カンボジア/中国/韓国等
- 【北米・ハワイ他 710円~/日】アメリカ/ハワイ/グアム等
- 【ヨーロッパ 780円~/日】イギリス / フランス / ドイツ等
- 【オセアニア 840円~/日】 オーストラリア/フィジー等
- 【中南米 970円~/日】メキシコ/ブラジル等
- 【アフリカ 920円~/日】南アフリカ/エジプト等
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テレコムスクエア
- 【アジア390円~/日】
- 台湾/ ベトナム / 中国 / 韓国等
- 【北米・ハワイ他 750円~/日】
- アメリカ / ハワイ / グアム等
- 【ヨーロッパ他 850円~/日】
- イギリス / フランス / ドイツ等
- 【その他地域 1,980円~/日】
グローバルデータ
- 【Aゾーン 660円/日】韓国 / 台湾 / 中国 / 香港等
- 【Bゾーン 960円/日】アメリカ / グアム / イタリア等
- 【Cゾーン 1,280円/日】ブラジル / メキシコ等
- 【Dゾーン 1,580円/日】トルコ / モルディブ゙等
3.渡航先でプリペイドSIMカードを購入する
プリペイドSIMカードを利用してインターネット接続する場合はお手持ちの携帯電話やパソコン、WiFiがSIMフリーの端末である必要があります。SIMカードはminiSIM、microSIM、nanoSIMの3種類があります。端末によって異なるので事前に自分の携帯のSIMカードがどれなのか確認しておきましょう。
プリペイドSIMカードが購入できるのは現地のコンビニや空港、スーパーです。データの使用料金は先にお金を支払いデータの使用量を買います。足りなくなったら再度料金を支払う形なので通信しすぎて料金が莫大になるということはありません。SIMフリーの携帯をお使いの方はぜひ現地でプリペイドSIMカードを利用してみてください。
ただ、SIMカードはスマートフォンに挿入するだけでは、現地のインターネットに接続することができません。端末のAPN(インターネットの接続先)設定が必要になります。
Android、iOS別のAPN設定方法についてご紹介します。
Androidの設定方法
ステップ1
まず端末の設定画面を開いてください→「無線とネットワーク」→「モバイルネットワーク」
ステップ2
→「アクセスポイント名」→画面上部の「+」を選択→
ステップ3
→「アクセスポイントの編集」で購入したSIMカードに記載されたAPNやユーザー名、パスワードを入力し、保存しましょう。
→「APN」の画面に新しくAPNが追加されるので、選択すると現地のインターネットに接続されます。
iOSの設定方法
iOSはAndroidのように手動でのAPN設定ができないため、購入したSIMカードのプロファイルをダウンロードする必要があります。プロファイルとはiOSの内部で自動的にAPNを設定するデータのことを指します。ダウンロードするためにはインターネット接続が必要な為、現地のWiFiに接続するか、あらかじめ日本でダウンロードしておく必要があります。ダウンロード後は端末のパスワードを入力し、インストールするだけで現地のインターネットに接続されます。
まとめ
今回は海外出張先でインターネット環境に困らない方法3つを紹介しました。海外は日本に比べて無料WiFiスポットが至る所にある国が多いので、比較的すぐにFree WiFiの看板を見かけることでしょう。しかしインターネットに接続できるのはその場のみでセキュリティも高いとは言えません。滞在日数や渡航人数で考えてその時に合った方法を選ぶのが良いでしょう。安定したインターネット環境が現地での商談をスムーズに進めてくれることは間違いありません。