週に一回!?髪の毛を洗う頻度と髪質を世界と比べてみた
みなさんは髪の毛のお悩みはありますか?筆者は髪が多くまとまりにくいのが悩みです。多少なりとも人それぞれ悩みはあると思います。今回は、欧米人と日本人の髪質の違い、国別の髪を洗う頻度と硬水と軟水が髪に及ぼす影響などをご紹介していきます!ぜひご覧ください。
目次
髪の太さ
日本人の平均の髪の太さは平均約0.08ミリ、欧米人の平均は約0.05ミリと言われています。欧米人のほうが細いイメージはありましたが、日本人の髪の毛は欧米人の約1.5倍の太さだなんて驚きです!また東アジアの中国人、日本人、韓国人などは世界で最も太い髪質となっています。東南アジアのタイ人、ベトナム人、フィリピン人などは東アジア人より細く柔らかいが、欧米人よりは太いようです。
本数
毛髪は一つの毛穴から約2~3本生えてきます。日本人は約10万本生えていますが、欧米人は約15万本と1.5倍の多さなのです。日本人の髪は太く少なく、欧米人の髪は細く多いことが分かりました。欧米人の髪のほうが少ない印象があるのは、やはり細さがカギとなっているのでしょうか。
キューティクルの違い
引用元KAO
キューティクルとは、髪の毛の表面を覆っている組織のことをいいます。日本人の髪の毛は、欧米人毛に比べてキューティクルがはがれやすく、傷みやすいという特徴を持っています。キューティクル1枚が厚く硬めで大きく、また重なりが密になっているからです。キューティクルがダメージを受けると、指どおりが悪くなる、カラーやパーマの持ちが悪くなる、摩擦やドライヤーなど外からの刺激に弱くなる、枝毛や切れ毛の原因になるなど多くのデメリットがあります。
黒色人種の髪が縮毛である理由
黒色人種の髪が縮毛である理由は、進化の過程で、髪と髪の隙間から空気を入れて、強い日差しによる頭皮の温度の上昇を抑えるために縮れたと言われています。また、毛量が多いように見えますが平均の髪の毛の本数と太さはなんと白色人種と同じなのです。
なぜ外国人は髪を洗う頻度が低いのか
皆さんは、外国人はたまにしかシャンプーをしないということを聞いたことがありますか?国別の頻度とその理由をご紹介します。
日本、中国、韓国
毎日または2日に一回洗う人が多いです。日本と韓国のシャンプーは特に、石鹸が泡立ちやすく、髪がしっとりまとまる効果があり、また頭皮への負担も少ない軟水の地域が多くを占めているため、毎日シャンプーをするのが適しています。
アメリカ、イギリス、フランス
人によってかなりばらつきがあるようですが、4~2日に一回の人が多いです。
上記の地域はほとんどが硬水であるため、石鹸がよく泡立たず、また洗い流した後もミネラル分が残ってしまうので、洗うことがかえってパサつきの原因となるので頻度が低いようです。乾燥している地域であるほどより頻度が低く、またアメリカの軟水のエリアでは毎日洗う人もいるようです。
タイ、マレーシア、ベトナム
2~3日に一回洗う人が多いです。
タイは硬水の国であり、また頭皮の脂っぽさを感じる人が少ないようです。シャンプーはハーブ配合のものが人気です。またマレーシア、ベトナムも硬水の国となっています。これらの地域は高温多湿の国ですが、日本ほど頻繁にシャンプーをする必要はないと考えられています。マレーシア人は、日本人に比べ髪が太く硬い人が多いので髪がべたつきにくいようです。
アフリカ
週に1回または2回洗う人が多いです。
アフリカ人の髪は乾燥しやすいので、シャンプーより保湿に重点を置いています。日本人にとってヘアオイルは髪の毛にツヤを出すものですが、アフリカ人にとっては保湿目的なようです。
まとめ
いかがでしたか?欧米人と日本人でここまで髪質が違うのは驚きましたね!海外では髪を洗う頻度が、国別のみならず人によって違いが大きいようです。自分に合った洗う頻度やヘアケアを探していきたいですね。
参考文献
https://www.kao.com/jp/haircare/hair/1-7/
KAO 人種による違い 髪の構造となりたち
https://salonia.jp/column/hair/hair-how-to/vol_cl62/#agerun_popup_hash
SALONIA キューティクルの意味や働きとは?
https://x.gd/siaOT
EraL 知っておきたい髪の基礎知識
https://www.ivanka.ne.jp/hpgen/HPB/entries/32.html
IVANKA TOKYO代官山 髪に悩む全ての人達へ
https://www.americabu.com/dry-shampoo
アメリカ部 ドライシャンプー時代の到来