海外進出の第一歩 今始めるべき越境ECとは?

海外進出の第一歩 今始めるべき越境ECとは?

今や、クリック一つで世界中のどこにいても誰でもありとあらゆる商品を購入できる時代。
裏を返せば、今いる場所で、誰でも世界を相手に商品の販売を展開できるということになります。
したがって、海外進出の第一歩として踏み出しやすい「越境EC」という手段ですが、「そもそも越境ECって何?」と思っていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
まさに今始めるべき「越境EC」とは何か。なぜ今始めるべきなのか。
本記事でわかりやすく解説していきます!

越境ECとは

EC(Electronic Commerce)とは、インターネットサイトなどを通じて消費者に商品を販売するオンラインショップを指す言葉です。
つまり越境ECとは、国境を越えて海外に向けて商品を販売するネットショップのことです。
Shopi Lab blog(https://shopi-lab.com/ekkyo-ec/5431/#ECEC2)によると、このECには大きく分けて二つの種類があります。

・自社サイト
自社でイチからサイトの構築や集客を行って運用していくサイトです。
販売する作用品やサービスに合わせたカスタムが可能で、オリジナリティの溢れたサイトの開設が可能です。
近年では簡単にサイト構築が行えるサービスも増えてきており、規模の小さな店舗のハードルも下がってきています。

・ECモール
名前の通り、ショッピングモールのように複数の店舗が商品を出品しているサイトです。
すでに販売できる環境が整っていることや、集客力の高さがメリットとして挙げられます。
世界最大級のECサイト、Amazonがその代表例でしょう。

なぜ今、越境ECなのか

そんな越境ECですが、一体なぜ今始めるべきなのでしょうか。
理由には、主に以下の4つの変化があると考えられます。

人口減少によって低下する国内需要

大前提として、日本の人口は減少傾向にあり、それに伴って国内の消費も低下していくことが予想されます。
したがって、国内だけでなく、より多くの人の目に触れる国外に出店することで海外の市場を開拓していくことが急務となります。
従来通りの需要の確保ももちろんですが、国内にはなかった需要の発見や、今後インターネットがさらに普及していくであろう地域への参入など、今まで以上にビジネスチャンスが広がる可能性があるのです。

売り手の越境ECに対するハードルの低さ

先述したように、越境ECを始めるにあたって、売り手が人材や費用、時間といったことを気にする必要がなくなり、誰でも簡単に商品を販売することが可能になりました。
近年では、企業よりも規模の小さい、個人で商品を販売することも多くなってきました。
中国で話題のライブコマースもその一つです。
SNSでフォロワーを抱えるインフルエンサー、平たく言えば一般人がライブ形式で商品を販売し、世界中の視聴者が購入する、という方法も徐々に一般化されてきており、ライブコマース市場も年々拡大しています。
ハードルが下がることで越境ECを活用する売り手が増え、利用しないのは弱みになりうる現状とも言えるのではないでしょうか。

広がり続ける買い手の「現地に行かなくても買える」という思考

買い手目線で考えると、大きな転機となったのはやはり新型コロナウイルスの流行でしょう。
対面に行かずとも商品を購入できる便利さを感じたり、今まで抱いていた不安が一度の経験で解消されたりすれば、例え外出規制などがなくとも時と場合によってECサイトを利用するようになります。
特に買いたいものが海外店舗の商品となれば尚更で、必然的に越境ECを始めていない売り手は選択肢から外されてしまう結果となります。
買い手にとっては、店舗に行かない・行けなくても、「欲しい」と思ったその時にインターネットで買えるのが当たり前の時代になったのです。

インバウンド市場回復の見込み

加えて、新型コロナウイルスによる影響で規制されていた水際対策などが緩和され、観光目的やビジネス目的の外国人の数が増加してきています。
特に外国人観光客の数はコロナ禍以前は右肩上がりだったこともあり、インバウンド市場は回復・拡大していくことが予想されています
例えば、訪日した際に購入した日本の商品が気に入ってリピーターとして越境ECを利用したり、訪日した人から土産としてもらった日本製品を越境ECで購入したりする、というケースも増えてくるのです。

越境ECのメリット

上記のように、販売地域を拡大させ、新規顧客を獲得できること以外にもメリットがあります。

・コストの削減
ECはオンライン上で商品を紹介し、注文が入ってから発送するというスタイルです。
したがって、在庫リスクを減らし、出店コストを抑えることが可能になります。
コストや現地での運営方法など、海外に直接出店するとなると大きくなりがちな売り手の負担が軽減できるのです。

・現地に行かずとも海外とのやり取りが可能
買い手が現地に行かなくても商品を購入できるように、売り手もECサイトを通して海外の消費者や企業と直接取引することができます。
海外拠点や多額の投資の必要性がなく、中小企業が海外への進出を図るにあたって有効な手段にもなってきます。

越境ECで注意すべき点

ここまで今やるべき越境ECのご紹介をしてきましたが、出店にあたって注意すべき点も当然あります。
中でも最も重要な点が、取引する国に合わせた対応の事前準備です。以下に具体例の一部を挙げていきます。

・相手国で使用できるクレジットカードへの対応
・発送手段の確保
・衣服など、国内外では異なる規格の確認
・代金・商品の回収リスク
・取引に適用される法律の知識

特に注意しておきたいのは、最後の取引に適用される法律の知識です。
適用される法律は、消費者の国の法律とされる可能性が高いと言われています。
日本国内では問題なくやり取りできた物が、ある国においては違法になるといったことも起こりうるのです。
また、代金や商品に関するトラブルも日本と同じように対応できるケースの方が少ないと考えらえるので、あらかじめ相手国の法律や制度を把握し、条件をクリアしておかなければなりません。

海外への直接出店に比べれば負担やリスクは軽減されるものの、やはり事前の準備やリスクについてきちんと把握しておかなければならないことは変わりありません。
慎重に進めていくことが求められます。

越境ECのスタートはここから

越境ECを利用して日本製品を購入する消費者は、

・日本でしか買えない物
・送料や手数料を考慮しても、自国で買うより日本で買う方が安い物
・日本製などの信頼できる正規品

の3つを求めていると言われています。

しかし、需要の高さはもちろん国によっての違いがあります。
日本人と体格が似ているアジア諸国では衣料品が売れていますが、欧米になると変わってきます。
このように、売り出したいものがどの国に合っているかを見極めるのも大切なことでしょう。
新しい可能性と共にリスクにも目を向け、準備に手を抜かずに臨むことで、活発な取引を実現していきたいですね。

越境ECの第一歩として、まずはECモールの利用から考える方も多くいらっしゃるかと思います。
今回、世界最大のECモールAmazonに関するレポートを更新いたしましたので、海外進出や越境ECに興味を持った方はぜひ下のリンクからご覧ください。

世界最大ECサイトAmazonを選ぶ必要性と課題レポート

セカイコネクトアカデミーオンライン

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