海外進出事例『現地に渡航して、現地の小売店・消費者から情報を得る』 多田 様

海外進出事例『現地に渡航して、現地の小売店・消費者から情報を得る』 多田 様

COUXU株式会社は29カ国2000企業の“日本商品調達事業”を行う企業です。
その情報を元に、これまで多く日本企業の海外展開を支援してきました。
あなたも海外市場での展開を考えていると思いますが、中々具体的な施策が打てずにうるのではないでしょうか。
今回はCOUXU株式会社と海外市場に向けて協業している企業様に実際の海外営業手法を少しだけ公開してもらいました。
ここでは海外での販路開拓のリアルを具体的な手法をご紹介します。

株式会社多田

 ご担当者:瀋 楊 様
 セカイコネクト歴:1年
 取扱商品ジャンル:トイレタリー
 セカイコネクト担当者数:1名
 海外営業活動に日々どの程度の時間を使っているか?:8時間

海外展開のきっかけ

海外への展開を始めようと思った理由

日本の問屋さんから海外へ出ていった事がきっかけです。
自社でも直接海外営業活動はできると思っております。
今では、問屋に頼る箇所と自社でやる箇所を分けて行っております。

海外営業の準備

海外営業を実行する上で情報がない事が現実。

商談をどのように詰めるのか、貿易に対する情報、海外企業のビジネスの進め方です。
例えば”台湾の問屋や小売がどのようにやっているのか?””そもそも考えている戦略があっているのか?”などの情報が無いことで苦労しました。
最初は販売規模の大きい問屋経由で販売しようと思っていましたが、現在は小売に対して販売を行っています。

現在の状況

営業体制とかけているリソース

最終の決断と判断は上席と行っています。
営業力を高める創意工夫としては資料を作成したり、 他の国を調べるためにWEBだけでなく、JETROに資料を取り寄せるなどしています。
英語は書くのは問題ないですが、話すのは5 0%くらいです。だからこそ、事前の準備をしっかりしています。

海外展開を始めるにあたって、 “これは絶対に必要だな”と思うこと

国が異なるので、現地に渡航して、その場で小売店や消費者を見ることが大事です。 もともと、国籍は中国だったので、 外から日本を見ることも出来ます。
現地の知り合い・ネット・日本企業・海外企業から話を聞き、情報収集を行いました。
海外企業と仲良くなると 現地のビジネスの進め方についても教えてくれます。
バイヤーと仲良くなり、 何が欲しい、何をしたいのかのヒアリングしながら日本の事を教えてあげることも大切だと思います。

営業時に工夫していること

先方の情報を理解し、事前に細かく調べる事が大事です。他の販売商品と展開方法(EC・店舗など) や会社の口コミ情報を調べたりしています。
それ以外の情報も現地の友人(中国・台湾・ロシア・シンガポール)から聞いています。
もちろんニュースや経済的な情報も見たほうが良いですね。

先方の思いをどのように汲み取るか、どうやって自身の商品の強みを先方に伝えるかが苦労しているポイントです。
日本では、オートバストリートメントを使っていますが、台湾・シンガポールでは使っていません。
同じプレゼン内容では他社に負けてしまうので、 その国・企業ごとにオリジナルのプレゼンテーションを作るのは大変です。

COUXU社に期待すること

やはり海外バイヤーと日本メーカーとの間にはつながりが必要なので、それを持っている事が強みだと思います。 COUXUのバイヤーとつながるときに、今よりももっと現地の企業・市場や流通・マーケ ティングに対する情報などネットで検索できる以外の情報情報を提供してほしいです。

Company Profile
 社名:株式会社多田
 代表:代表取締役社長 多田猛 様
 住 所 : 兵庫県神戸市中央区京町70-9F
 創業:1979年
 URL:http://www.tada-beauty.co.jp/concept.html

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