世界の朝食文化を比較して、本当に良い朝食を探してみた

世界の朝食文化を比較して、本当に良い朝食を探してみた

皆さんは朝食を普段取っていますか?ほとんどの方が人生の中で「朝食をしっかりとりなさい」と口酸っぱく言われる経験をしたことがあると思います。この記事では、朝食をとるメリット、各国の朝食摂取率の比較、世界の朝食を比較して本当に良い朝食を見つけ出し、理想的な朝食を提案できるようなことを書き出したいと思います。

朝食のメリット

朝食をとるメリットとして、最も重要なことは「一日の始まりのスイッチ」の役割をしているところにあります。これは農林水産省のHPに記載がありますが、私たちの脳のエネルギー源であるブドウ糖が睡眠中に使用され不足するため、起床時にはまず初めに朝食をとり、ブドウ糖を摂取する必要があります。ブドウ糖を体内に入れることで、脳が活発になり、仕事や学校など一日を活動的に過ごすスイッチが入ります。朝食の栄養バランスとしても、ブドウ糖を摂取するためには糖質をしっかりとること、内臓の調子を整えるためにビタミン・ミネラルは意識して摂取することを推奨します。また一日に体重×(g)のタンパク質摂取がすいしょうされているので、朝食からタンパク質も摂取していくことが理想です。

世界の朝食接取率

次に数々のメリットがある朝食ですが、実際の摂取率を比較したいと思います。日本の成人の朝食接取率は83.7%と言われています。(農林水産省HPより)
次にアメリカの朝食摂取率です。アメリカの就労者を対象とするデータでは、77%の人が朝食を摂取しているというデータがあります。以外にも日本よりも低い数値となりました。最後にフランスです。フランスでは成人の朝食摂取率は80%、未成年の朝食摂取率は70%になります。成人と比較しても未成年の摂取率が低いです。成長期に朝食を食べないということは、成長を促すうえでも非常にもったいないので、国としても問題解決に取り掛かっているそうです。

世界の朝食比較

まずは日本の朝食です。日本の伝統的な朝食は、白米とみそ汁であると思います。それぞれ白米はブドウ糖の確保、みそ汁は具材から一定量のビタミン・ミネラルが摂取でき、また食べ物から栄養素を吸収するために重要な塩分も摂取することができます。一方、この二つではタンパク質が不足しているため、ここにもう一品タンパク質を摂取できる卵・魚・肉を加えることができればかなり理想的な朝食と言えます。
次はマレーシアの朝食です。マレーシアにはナシレマッという伝統的な朝食があります。ナシレマッはインディカ米にココナッツミルク、塩を加え、タコノキ属の葉などで風味をつけてたくご飯です。おかずにはイワシの小魚を揚げた料理やピーナッツ、キュウリが一般的です。この朝食は栄養バランスがとてもよい。ナシレマッからブドウ糖を補給することができ、たんぱく質も魚から摂取することができる。おかずの量でビタミンを意識して摂取することができれば理想的な朝食となる。
次に紹介するのはフランスの朝食だ。フランスでは朝食にパン・ジャム・バターこの三つが並ぶことが一般的だ。この三点に半熟卵にバターを塗ったウッフアラコックを朝食に取る人がいる。フランスの朝食はブドウ糖の補給に関しては問題ないが、それ以外の栄養が十分に満たされる朝食にはなっていない。また脂質の摂取量が多いため、肥満にもつながりかねない。もしフランスの朝食が好みの方がいるのであれば、おかずで工夫をし、栄養バランスに気を付けることを推奨する。
最後にブラジルの朝食を見てみたい。ブラジルの朝食のメインはパンが多いそうです。副菜にはサラミ・チーズそして絶対に書か出ないのはコーヒーであります。またパパイヤを中心としたフルーツもたくさん食べるそうです。ブラジルの朝食の栄養はとてもバランスがよく、また珈琲を朝飲むことで、カフェインを摂取することができ、集中力を挙げることも期待できます。

クロージング

いかがだったでしょうか。今回の記事では四か国の朝食を比較し、栄養という観点から世界の朝食を評価させていただきました。四か国ともに共通していたこととしては、主食ではしっかりと糖質を確保できており、ブドウ糖が不足する可能性は低いことでした。そのためどの国の朝食を真似するにあたっても、しっかり朝食をとることのメリットは大いにあると思います。そこにプラスアルファで栄養バランスを考え、健康な身体作りを朝食から形成していくことを推奨します。

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