日本から海外に持って行くべき”本当に”喜ばれる日本のお土産人気ベスト5!!!
この記事は2017年3月12日に更新されました。
新しいもの好きな日本人にとって短期間に次々とアイデア満載の新製品が登場することは日々の生活の中で当たり前となっています。
ですが、それは海外から見ると異常な早さであり、製品ライフサイクルが日本はものすごく早いのです。
その代表的な例が全国津々浦々にある100円均一ショップの商品です。
100円という低価格なのにクオリティの高いアイデア商品が溢れているため、家族や友人知人にお土産を必要とする外国人観光客を中心に人気となっています。
生活消耗品等を購入する際に気軽に利用できる便利なショップですが、日本人からするととりあえず欲しいとき利用する、安いから質が良くない といった若干ネガティブな印象もなくはありません。
しかし、海外ではこれほど一箇所でバラエティあふれる生活必需品が揃うお店は珍しく、100円という安さも手伝って評価の高い新たな観光スポットとなっています。
ここでは外国人観光客がつい買ってしまうという100円ショップの商品ベスト5をご紹介します。
売り上げ人気ベスト5
5.文房具
出典:StudyHacker
日本の文房具は種類も極めて多く性能が高いのが魅力です。さらに常に新商品が更新される市場でもあります。
たとえばボールペン一つとってみても、カラーも線の太さもこれでもかというほど揃っています。二色や三色以上の多色型ボールペンもあったり、油性や水性、ジェルインキなどインクの種類も豊富です。しかも安いものなら10本や20本で100円という場合もあります。書き心地も素晴らしいので会社の人たちにお土産にと大量購入するケースも見られます。
消しゴムや付箋紙も人気の高い文房具です。柔らかくてきれいに消せる日本の消しゴムは紙を黒ずませることもなく高品質です。のり付きの付箋紙も枚数の割にリーズナブルで仕事用にまとめ買いする外国人観光客もいます。
また、世界的に有名な大手ブランド文房具商品も100円ショップには多く見られることも人気の理由となっているようです。
1963年発売のぺんてるの『サインペン』。当時の米国大統領であるリンドン・ジョンソンがこのサインペンを気に入り、日本よりも先に米国で人気に火がついた。累計販売本数は21億本以上。つなげると地球を約7周半するそうだ。並べた端から端まで到達するには、光ですら1秒かかるのだ。
1970年に発売され、今年で45周年を迎えるジャポニカ学習帳だが、累計販売冊数が12億冊を突破した。12億冊といわれても、ピンとこない。試しにジャポニカ学習帳の厚みを測ってみると、約3ミリだった。ということは、12億冊で36億ミリの厚さになる。36億ミリ=3600キロメートル。日本の北端である択捉島から南丹の沖ノ鳥島までが2787キロ、東端の南鳥島から西端の与那国島までが3146キロ。つまり、一列に並べられたジャポニカ学習帳は、日本よりも長いということになる。
しかし日本には、それ以上に売れているノートがあった。大学ノートの代名詞ともいわれるコクヨの『キャンパスノート』シリーズだ。
なんと昨年12月末時点で累計27億冊。そしてこちらも今年で40周年を迎える。キャンパスノートの場合、ジャポニカ学習帳より若干厚く、4ミリ程度。こちらも並べてみると、108億ミリ=1万800キロメートルとなる。しかも、発売当初は今よりも厚みがあったようなので、下手すると、地球の赤道直径である1万2742キロメートルを突破している可能性すらある。気が遠くなりそうだ。
出典:http://diamond.jp/
4.扇子
いまだに日本のイメージとして根強いのが扇子です。
日本を代表する花である「さくら」が描かれた扇子は人気が高い。最近では、日本文化を踏まえたオリジナル英語説明書付きの扇子も販売されている。
英語説明書付きの扇子
出典:http://matome.naver.jp/
100円ショップの扇子は素材もプラスチックで出来ているものが多いので日本人の目からすると多少安っぽさがありますが、海外ではエキゾチックなアイテムとしてお土産として人気があります。外国人が多く訪れる100円ショップでは扇子の在庫を増やして対応している店舗も出ているようです。
カラーやデザインを和のテイストに絞って並べると季節に関係なく売れる定番商品になっています。
最近では香りのする扇子やピカピカ光る扇子など様々な工夫もされていて日本人から見ても面白いデザインが多いように思います。
3.手ぬぐい
レトロ調や和柄のものから現代的なデザインまでさまざまな手ぬぐいが100円ショップにも並びます。お土産店では1000円から2000円近くする手ぬぐいも100円という安さでハンカチやタペストリーにとお土産にするようです。
やはり日本人から見ても和を感じさせる物はウケる傾向があると思います。
例えば相撲柄や富士山をモチーフにしたもの、桜など日本を象徴する柄など。
夏であれば「祭」のように漢字の入った手ぬぐいも人気ですね。
手ぬぐいを通じて日本文化の話が広がり、会話が楽しくなるかもしれません。
2.お菓子
出典:ボタニカルTV
国内でもお決まりの手土産ですね。世界共通で迷った時はお菓子で間違えないのでしょう。
特に抹茶味のお菓子は外国人観光客のお土産として絶大な人気を誇ります。東京や大阪、京都の繁華街にあるショップの中には店先に抹茶特集コーナーが設置されて、抹茶味の飴やチョコ、ビスケットなどこれでもかというほど並べられています。
パッケージもすてきで、味も美味しいと外国人観光客の中で評判なので帰国して周囲に喜ばれたりなど人気急上昇のアイテムです。
大手ブランドだとキットカットやカントリーマァムは世界共通で人気があるので困ったらここのラインナップを選ぶことをお勧めいたします。
出典:http://weheartit.com/
*これは個人差がありますが、海外では『スイーツ=甘いもの』という認識が根本的にあるので甘さを控えたスイーツはあまり受けないかもしれません。
1.コスメ商品
100円ショップの化粧品はクオリティが高く、外国人にも驚く商品が集まっています。
女性ならば日本製のコスメは品質が良く嬉しいようです。
たくさん種類があって何を買っていいかわからないといった場合に気軽にまとめ買い出来るものであぶらとり紙が人気です。さっと一拭きするだけで顔の皮脂がきっちり取れる日本ならではの美容アイテムといえます。
海外の女性にお土産として持っていけば喜ばれること間違いナシ!
*液体や刃先がついている商品は飛行機に乗せられないこともあるので注意しましょう。
まとめ
100円ショップで大量に購入する外国人観光客も珍しくなくなった昨今、日本に住んでいたら当たり前の商品でも違った視点から見た時に外国人が好むアイテムにビジネスチャンスが潜んでいるのかもしれません。
100円ショップに売っている物は、日本人の効率性を重視したアイデア商品がたくさん集まっており、海外旅行者にとってかなり質が良くしっかりしている、さらに「まさかこんなものが100円で!?」と驚くほど100円で買えてしまうお得感がありますので、お土産として買って行くにはぴったりだと思います。
海外在住の知人や、外国人のお友達へのお土産に悩んだら100円ショップに行くことをオススメいたします。
2020年東京オリンピックやクールジャパンの施策のおかげでインバウンドビジネスはこれからまだまだ展望があるように思います。