【速報】日本企業は食品を台湾へ輸出できなくなる 15日から
15日から実施される事ですが、日本から台湾向けの輸出をすべて停止する事が確実となりました。日本の3.11震災以降、東北を中心とする地域からの輸入を禁止されていましたが、台湾の輸入業者が日本から輸入した商品の中に輸入禁止地域から仕入ている事が発覚し食品衛生当局はこれらの商品の回収を命じました。
このような背景もあり、台湾は日本からの輸入をすべて停止という事になりました。日本側は輸入停止を延期する事を打診しましたが、台湾側は応じずに15日から実施されます。
【台湾、日本からの食品輸入すべて停止 協議物別れで15日から実施】
台湾当局が東京電力福島第1原発事故後に導入した日本の食品に対する輸入規制を強化する問題で、日台双方の窓口機関による協議が13日、台北市内で行われた。関係者によると協議は物別れに終わり、15日から日本からの食品輸入が全て停止することが確実になった。
【産経ニュース 2015.5.14|【台北=田中靖人】
台湾のコンビニチェーンやスーパーマーケットでは、日本の食品は多く陳列されており日本企業にとっても外需を獲得する上で重要な地域としても注目されていました。
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『台湾の要求には科学的な根拠はない』と日本側は反発しており、日本企業の営業機会損出も含めて早期に解決する方針です。
日本企業からしても早期に解決して欲しい課題ではありますが、科学的には安全と証明されている日本食品を台湾が国の方針として輸入停止を判断した事で、台湾消費者の日本商品に対する信頼性は失っていく可能性もあると考えられます。『科学的ではない、安心感・信頼』を取り戻す活動も必要になっていくかもしれません。