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【2016年度調査】世界ブランドランキング、今最も価値がある企業は?

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世界有数の経済誌である『Forbes』(以下フォーブス)が2016年版「世界の最も価値あるブランド」ランキングを発表しました。
1位はカリフォルニアが世界に誇るIT企業「Apple」で、ブランド価値は前年比6%アップの1,531億ドル(約16兆7,000億円)、2位には82.5億ドルでGoogle、3位にはMicrosftが75.2億ドルという結果になりました。

日本企業はどのように評価されランクインしているのでしょうか。

フォーブスの調査方法

ランキングの作成にあたり、フォーブスは世界各国の200以上のブランドについて調査を行った。米国内で一定規模の事業を行っていることを条件としたため、多国籍の携帯電話事業会社である英ヴォーダフォンや、中国のアリババなど一部の有名ブランドを調査対象から外した。

ブランド価値の算出においては、まず過去3年間の税引き前利益と売上高を精査し、これらに各ブランドがそれぞれの業界において果たす役割に基づいた割合を加 味した(ぜいたく品や飲料はブランドが重視されるので高い割合、航空会社や石油会社などブランド以外の点が重視される業界には低い割合、など)。

さらに、これらに過去3年間の平均株価収益率を加味し、最終的なブランド価値とした。計算はすべて米ドルで行い、その他の通貨での表示については、2016年4月5日現在の為替レートを採用した。
出典:http://forbesjapan.com/

今回は「米国」でのブランド力重視のため、日本人には意外に思えるブランドもあるのではないでしょうか。中国最大手アリババ等が入っていなかったりしますが、厳格な査定がされています。日本企業の名前が上位ランクから年々消えていっているのも印象的です。

世界ブランドランキングTOP5

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画像引用:http://forbesjapan.com/

1位.Apple
世界中のどのブランドよりも2倍以上の価値があるといわれる「Apple」。

現在の企業価値は154.1億ドル(約1兆6756億8340万円)で、2位の「Google」を87%も上回る結果となりました。評価理由として「ブランドの価値は、顧客の受け止め方次第で決まる」「企業の側からいえば、ブランドの価値を高めるのは顧客がその製品に高額を支払うのか、購入してくれるかどうかだ」という点から、高いと評価されたようです。ですが、過去13年連続成長してきたアップルの売上高は、今年第2四半期(1-3月期)に前年同期比ー13%の506億ドル(約5兆5,154億円)を記録し、アップルの株価も12か月前に記録した過去最高値から30%ほど下落しています。原因は各国市場でiPhoneの販売が伸び悩んだが影響していると考えられます。とはいえ、昨年のクリスマスシーズンに米国市場で販売されたスマホのおよそ半数を占め、世界市場全体では約7,500万台を売り上げおり、更に今年中に販売されるといわれている”iPhone 7″により再度Apple熱を加速させることでしょう。今後数年はこのランキングのTOPを飾ると考えられます。

2位.Google
依然として独占的な地位を保っている「Google」。

企業価値を昨年より26%上昇させおよそ82億ドル(約8900億円)となり、「Microsoft」を上回り2位になりました。検索することを意味する一般的な言葉になっている「google(ググる)」は日本でも浸透しています。このようにブランディングに非常に力を入れており、インターネットで検索をするときにYahooやBingで検索せず、Googleで検索してしまう方が多いのではないでしょうか。

3位.Microsoft
新CEOのSatya Nadellaの元で息を吹き返した「Microsoft」。

昨年夏にはWindows OSの最後のメジャーアップグレードなったWindows 10がリリースされ、2018年までにWindows 10のユーザーを10億人獲得する目標を掲げています。
MicrosoftとGoogleはこれまで人材引き抜きや特許侵害などで係争していたが、昨年法的争いを終了することで合意しました。

4位.Coca-cola
旗艦ブランド「Coca-cola」。

既に圧倒的シェアを築いているアメリカ国内での販売数量は、2014年に0.1%増えました。僅かな成長でも、母国で成長率がプラスとなったのは2000年以来初めてのことで、Coca-Colaにとって意義は大きいと業界誌「Beverage Digest」は書いています。
元々緑色の服を着ていたサンタクロースに赤い服を着させて宣伝したことにより、サンタクロースのイメージが赤色になってしまった有名な都市伝説もあり常に人々の生活に密着しているブランドです。

5位.Facebook
イノベーションを続けている「Facebook」。

Facebookは2014年は18位、2015年は10位と、毎年順位を上げ初めてトップ5にランクインしました。Facebookのブランド価値は前年比で44%も成長しており、ランキング入りしたトップ100の企業の中で2年連続最も早い成長となっています。Facebookのアクティブユーザーは、16億5,000万人にまで達し、動画再生でYouTubeの強力な競合となっています。ユーザーがFacebookを利用する時間は1日当たり平均50分と言われており、この時間について米紙ニューヨークタイムズのコラムニストは、「多くの人たちが読書する時間(19分)、運動をする時間(17分)、人との交流にあてる時間(4分)を合わせた時間よりも長い」と指摘しており、これからの成長も期待されています。

ブランド力を牽引するのはIT

TOP100のランクインしたブランドを国別に見ると、アメリカのブランドは52社で、トップ100の約半数を占めています。次いでドイツが11社、日本が8社、フランスが6社になりました。各ブランドの価値を平均すると、2015年に比べて6%増加、100社のブランド価値の合計は18兆ドルにも及んでいます。

その中でも今年のトップブランド Apple、Google、マイクロソフトは全てIT分野であり、ITのジャンルは著しい成長を見せています。
ここ数年の調査結果では、ITブランドは全てのブランド価値3.3兆ドルの1/3にあたる1兆ドルと換算されています。

ファッションおよびスポーツブランドでは「ナイキ(NIKE)」が18位にランクインし最高位を獲得しました。全13ファッションブランドがトップ100入りしています。

まとめ

日本企業では世界で最も儲かっている自動車ブランド「Toyota」自動車が6位で最高位となっています。Toyotaは過去7年間で6回世界一位を獲得し、2014年には史上最高となる1,023万台を販売しました。その他の日本企業は23位にHonda、63位lexus‎、70位Nissan、76位にSony、82位Panasonic、84位Canon が世界ブランドランキング100位以内にランクインしました。

世界GDP第3位の国としては、少し寂しい印象です。この結果を見るに、日本企業はグローバルなブランド力向上ということに関してはあまり力を注がなかったのではないのでしょうか?今後企業にとってグローバル化は必須となるでしょう。

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