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100年ぶりに日本の人口が減少!?1920年の国勢調査開始から初の減少

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平成27年度の国勢調査によると、1920年(大正9年)の調査から、初めて日本の人口が減少しました。

少子化と騒がれ続けていましたが、実は初めての日本人口減だったのです。

人口が減ることで様々なメリットやデメリットが生まれてきます。

100年もの間上昇し続けていた人口がなぜ減ってしまったのか、今回は様々な角度から推測してみます。

約100年ぶりの人口減少

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出典:https://www.nichibun-g.co.jp

まず、日本の人口について細かく見ていきましょう。

日本の人口は現在、1億 2711万人です。

ずっと増加を続けていましたが、今回の調査によると、前回の平成22年から5年間で94万7千人減ったことになります(0.7%減少で、年の平均減少率は0.15%)

“約90万人減った”といってもピンとこないでしょう。
イメージでいうと平成23年度の鎌倉に来た海水浴客数とほぼ同等です。

要は夏に見られる水着ギャルが大量にいなくなってしまった!という認識で構いません笑

また、小さな国土の日本ですが、世界で10番目に人口の多い国です。1位中国、2位インド、3位アメリカと続きます。

これは世界の人口の1.7%を占めていて、人口密度の高さの341人/㎡という数字は、世界9位です。

小さな島国に少し人が密集しすぎですね。交通機関がすぐ麻痺してしまうのも頷けます。

国内の状況

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主要都市の人口

それでは国内の人口分布はどうなっているのでしょうか?さらに細かく見ていきましょう。

都道府県別の人口はこうなります。

東京都は1351万4千人で、10.6%を占めています。

・神奈川県912万7千人

・大阪府、883万9千人

・愛知県748万4千人

・埼玉県、726万1千人…..となっています。

東京圏(東京都,神奈川県,埼玉県,千葉県)全体を合計すると3612 万6千人になり、 関東圏だけで全国の28.4%を占めてしまいます。

日本の中心に人口が集中しているのがよくわかりますね。

都道府県による増減

次に、人口が増加している県です。

沖縄県3.0%、福岡県0.6%、滋賀県0.2%、東京都2.7%、愛知県1.0%、埼玉県0.9%、千葉県0.1%、神奈川県0.9%です。

他の都道府県は軒並み減少しており、大阪府が1.0%減少している以外は、元々人口の多い都市部に、さらに人が集中していることになりますね。

これ以上増え続けると人口が減りつづけている地域への対策の強化が必要となってきますよね。さらに飽和して都市部でも仕事に就けないという人も頻出してくるでしょう。

何故減少したの?

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出典:http://www.ntt-west.co.jp/

そろそろ本題に入りましょう。なぜ100年もの間上昇し続けていた日本の人口は減少したのでしょうか?

・第1次ベビーブーム
およそ1945年(昭和22年)から1950年(昭和25年)です。終戦後、男性が日本に戻って来たことが理由だと思います。
・第2次ベビーブーム
1971年(昭和46年)から1974年(昭和49年)頃です。第1次ベビーブームの子ども世代の可能性が高いので、多いのも納得ですね。

ところが、第3次ベビーブームが起こっていません。

第2次ベビーブーマーの世代の出生率が低いのでしょう。そのため若年層の人口が減っているのだと考えることができます。

最近問題になっている保育園に入れない子供や家庭を持つことが経済的な負担になり産むことができない人が多くなってきていることが主な原因でしょう。

国は早急にこの問題に対して対策を立てなければなりません。何不自由なく子育てができる環境を作り上げなければなりません。

子供が生まれない・成長しないということはつまり、次世代を担う若者がいなくなるということです。

“少子高齢化が人口減少につながっているのです”

出生率、世界では?

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出典:http://asset-formation.com/

それでは世界の出生率はどうなってるのでしょうか?

世界のおおよその出生率です。
アメリカ、フランスでは1%~2%台。
ドイツ、イタリア、スウェーデン、イギリスなどでは1970年頃から1%台になっています。

さらに、アジアの主な国も出生率は減ってきていて、韓国、香港、シンガポール、台湾でも2000年からは1%台が続いています。

タイが顕著で、1970年には5.02%、1975年は4.4%だったのですが、1980年に2.9%になり、2000年からは1%台が続いています。

これは人口増加している国と減少している国に分かれているようですね。

出典:United Nations ”Demographic Yearbook”、WHO “World Health Statistics”、各国統計。

まとめ

まずは人口が減ることへのメリットとデメリットを考えてみます。

年代別のグラフにしてみると、第1次ベビーブーム(昭和22年から24年頃の生まれ)と第2次ベビーブーム世代の(昭和46年から49年頃の生まれ)が突出して多く、その後の人口は減り続けています。

そのため今、若い労働力が減少することが問題視されていますし、税金を納めることのできる層の減少も懸念されていますね。

逆に減ることへのメリットはこれくらいでしょうか。

・人口密度が減る
・待機児童が減る
・必要とされるエネルギーや、食料生産量、廃棄物などが減る

それぞれ政策なども関わるので簡単には言えませんが、単純に考えると、世代間での人口差が落ち着き全体の人口が減ると必要とされる「もの」も減ってきます。
もう少しゆるやかな状態でエコロジーな社会の日本になるかもしれません。

少人数の若い世代で多くの高齢者を支えるのは非常に大変ですが、この時期を乗り越えれば、日本の人口減も悪い事ばかりではない、と思うのは少々楽観視しすぎでしょうか。

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