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今更聞けない!?なぜ金持ちは海外に銀行口座をつくるのか!

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この記事は2017年4月12日に更新しました。

皆さんは海外の銀行に口座を持つことを検討されたことはありますか?
最近では海外に口座を持つこと自体はそんなに珍しくなくなって来たかもしれません。
資産を外国において、現地の通貨などに変えて資産保有をすることは既に資産運用の形としては市民権を得ているのではないでしょうか。
この手の話は周りのいわゆるお金持ちと言われる方から始まって徐々に一般的になるものですが、、、
日本と違い海外口座の開設は複雑な手続きや手間などが必要とします。
それなのに、なぜ面倒な海外口座を開設する人が増えているのでしょうか。
今回は、一般的になりつつある海外銀行口座開設をする意味を中々進められないあなたに、基本的な部分から解説しようと考えています!

1. 国内ではなく海外口座開設の目的とは

1-1:資産管理を目的としたリスク分散

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まず、理由の一つとしてあげられるのは日本が万が一、金融破たんした場合を危惧し、リスクを抑えたポートフォリオを構築しているということです。
現在の日本は税収より赤字国債発行額が上回り、先進国の中でも深刻な財政状況となっています。
また少子高齢化の影響で社会保障費がかさんでいる状況を加味すると、日本はすでに倒産間近とも考えらることもあります。

過去、現在の日本のような多額の借金を抱えた国は、例外なく国家破たんか、IMF(国家通貨基金)管理下に置かれるということになっています。
これまでに破たんした国としてロシア、アルゼンチン、アイスランドなどがありますが、破たん国家の通貨は暴落し、物価が上昇、ハイパーインフレとなります。

ジンバブエのハイパーインフレが記憶に新しいですが、ハイパーインフレの中では貯蓄などはほとんど意味をなさなくなります。
100万円を貯蓄していたとしても、100万円がこれまでの数百円程度の価値しか持たなくなることも十分にあり得るのです。
ソ連が崩壊したときには物価が5,000倍にもなったと言われています。
こうした事態を見越して、財政状況が安定している海外銀行に資産を移す人が増えているわけです。

また各金融機関が国外の顧客の取り込みを強化していることもあり、この10年間で資産家の間では自国だけの資産管理ではなくリスク分散を目的として海外金融機関での口座開設が流行り出し、現在では一般の人々にも広がりを見せています。

1-2:金利が魅力的

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もう一つの理由は、長らく超低金利政策を続けている日本に貯蓄するより、高利率の金融商品が多くある海外に預けた方がメリットが大きいというものです。
例えば、香港にあるイギリス大手銀行HSBCの定期預金の場合は、ニュージーランドドル年利8%程度、オーストラリアドル年利6%程度、ユーロ、米ドル年利4%程度と、非常に大きな預金金利だったこともありました。

また、HSBCでは、オンラインで主要各国通貨の定期預金を組むことが可能です。
最近はアメリカに習って各国公定歩合を引き下げましたが、それでも年利3%程度ある金融商品もあります。
これは外貨での定期預金に限った話であり、投資信託となれば、さらに利率が高くなります。その利率はなんと年利10%以上です。

加えて低額で始められる金融商品のラインナップも魅力となっています。
日本では数百万円以上の資金がないと買えない商品が、香港では十数万円で買うことができるのです。
さらに大きなメリットとして、香港は運用配当金は非課税という点があります。
源泉徴収される日本よりも資産が増えやすいと言えるでしょう。

2:2016年世界金融センターランキング

2016年で20回を数えるイギリスのシンクタンク The Z/Yen Group of Companies が発表した”国際金融センターランキング”は下記のようになっている。
都市名の右の数値は世界金融センター指数(GFCI)と言われ、世界86の金融主要都市を順位付けしたものです。
この値は105項目の質問を通し、「事業環境」「金融セクター開発」「インフラストラクチャー要素」「人材」「信頼および一般要素」の観点から、各都市の国際的な競争力を測定している。

1位 ロンドン 800
2位 ニューヨーク 792
3位 シンガポール 755
4位 香港 753
5位 東京 728
6位 チューリッヒ 714
7位 ワシントンD.C.712
8位 サンフランシスコ 711
9位 ボストン 708
10位 トロント 707

東京は2012年まで3位を堅守していたがそれ以降、香港・シンガポールに抜かれてしまっている。
これは円の国際化が十分には進まず、東京の国際金融センター化も本格化それに伴い遅れているという判断のようです。
これにより金融業に関して、東京での国際競争力の低下を懸念され、それ以外の地域での注目度が必然的に上がることにより、日本国外の金融機関への乗り換えが進んでしまっているという事情もありあります。

3:海外口座の開設方法

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さて、では実際に海外金融機関の口座を作ってみようかと思ったのではないでしょうか。
ここで検討しなければならないのは”どこの国の口座を持つのか”という疑問が浮かびます。
これに関しては利率だけでは選べません。資金を疎開させた先が財政破綻してしまっては意味がないので、慎重に選ぶ必要があります。

今、多くの投資家が推薦するのは、香港のHSBCです。
世界最大級のメガバンクHSBCをオススメする理由としては、まず香港が日本から近いということがあります。

窓口に行く必要があっても日本から飛行機で4時間程度ですから、それほど面倒にならないでしょう。
また上記でも挙げられましたが、香港はアジアの金融センターであり、信頼度が高いことも理由の一つです。ある格付けでは、香港の外貨建て長期はAAAとされています(日本はA+)。その他にHSBCが高格付けの老舗銀行であること、外国人のオンラインでの利用が多いため使いやすさとサービスに定評があることが理由として挙げられております。

口座開設の方法は、英語か北京語ができればパスポートと英文の住所証明があれば窓口で開けるのですが、日本人が押しかけているため仲介者を通さなければならない場合があるようです。

3:まとめ

海外銀行口座を作る理由をまとめてみましたがいかがだったでしょうか?

海外に口座開設するメリットのある人は良いのですが、今移動する資産が無いという人は資産を作る方が先決です。

日本の銀行のサービスはATM手数料を始めとし、海外の銀行に劣ります。海外の預金金利が非課税である国が多く、受取金利の税務申告をしたとしても自分で申告するものなので節税対策をとる余地があります。海外の銀行に外貨建てで預金をすれば日本よりはるかに良い金利が得られます。預金金利が少なくて嘆いている方は、海外の銀行に預けるという手も考えてみてはいかがでしょうか。

また、資金のない方はまずは資金作りを優先するか、積み立てファンドを検討してみるのも良いかもしれません。

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