タイ商務省が11月6日に発表した10月の消費者物価指数(CPI)上昇率は、前年同月比0.83%となり、前月(0.61%)から伸びが加速し、7カ月連続のプラスだった(添付資料表参照)。他方、前月比はマイナス0.06%で、前月(マイナス0.10%)から引き続きマイナスになった。
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コネ姉さん: タイの10月の消費者物価指数(CPI)上昇率は前年同月比で0.83%になり、7カ月連続のプラスだったわね。ただ、前月比では引き続きマイナスになっているのが特徴的だわ。生鮮食品は洪水の影響で価格が上昇し、燃料価格は逆に下がっているわ。
セカくん: 前年同月比での上昇率がプラスであるのに、前月比がマイナスって不思議っすね。これって季節的な要因が影響しているんですか?
コネ姉さん: そうね、タイ北部での洪水被害が生鮮野菜や果物の価格に影響を与えているわ。ただ、エネルギー価格の下落が全体の指数を押し下げているのも理由ね。
ボス: ふむ、タイ中央銀行も予想外の利下げを実施したようだな。これは家計債務や製造業の低迷に対する対応策というわけか。
コネ姉さん: そうね。タイ政府は、特に経済の活性化を図るために予算の拡大や金利の引き下げを推進しているの。家計債務が重く、中国からの安価な輸入品が製造業に影響を与えているから、消費や投資を促進したい狙いがあるわ。
セカくん: タイの経済が少し厳しい状況だから、こうした金融政策で支えようとしてるんですね。