行ってみたい!メイドカフェが外国人に大人気のワケとは

日本のサブカルチャーは海外で熱狂的なファンを生むほど人気を集めています。アニメやフィギュア文化はその聖地である秋葉原といえばメイドカフェ。東京観光に秋葉原のメイドが待っている喫茶を組み込む外国人観光客も増加しているといいます。
実際、外国で発行されている日本の観光ガイドにメイドカフェが掲載され、それを頼りに外国人が訪れるお店もあります。
日本人にとってサブカル初心者には敷居が高いと感じられるメイドカフェですが、なぜこれほど外国人観光客に人気なのでしょうか?
アニメで親しまれるメイド文化
画像引用:http://maidreamin.com/info/press/24534.html
海外の若者を中心に日本のアニメが大好きという世代が増えています。
『会長はメイド様』『まほろまてぃっく』のように、日本のコミックやアニメにはメイドがキャラクターとして登場する作品が多くあります。普段から日本から発信されたアニメを消費している外国人にとって、二次元のなかのメイドがリアルに体験できるメイドカフェだけを目当てに来日するケースもあるようです。
メイドカフェを訪れた外国人観光客の声を集めると、アニメのキャラクターがそのまま飛び出してきたような服装やしゃべり方がとにかく可愛いと感じるといいます。アニメの声優のような独特な話し方に胸がきゅんと高鳴って、海外では体験できないとても丁寧なおもてなしを受けられるところが魅力のようです。
この嬉しそうな顔をしている外国の男性を見ればメイドカフェの楽しさが一目瞭然でしょう!!!ふんふん!!!!!
海外にもしメイドカフェがあったら
画像引用:http://blog-imgs-44.fc2.com/
わざわざ秋葉原のメイドカフェを目的に来日する強者もいるほど大人気となっていることから、もし外国の都市にメイドカフェを作ればきっと日本のアニメやコミックの愛好者たちが集まるスペースになることでしょう。現地に滞在している日本人を採用して、秋葉原と同じレベルのサービスを提供します。
実際にアメリカのロサンゼルスでメイドカフェがオープンしました。日本人とアメリカ人半々の従業員で楽しめる内容となっているようです。
画像のような女性がいるなら1度は行ってみたいものです!!!!!!僕は真ん中の女性がタイプです!!!!
ヨーロッパでも日本のアニメ熱が高いフランスやスペイン、イタリア、東欧諸国、またアメリカの西海岸といった主要都市ならアニメファンを集めるのもそう難しいことではないでしょう。
忍者レストランの成功からわかること
画像引用元:http://curazy.com/archives/13964
また、東京の忍者レストランが外国人観光客で賑わっている様子がテレビで報道されました。忍者の格好をしたスタッフが仕掛け扉や天井から登場して注文を取ったり、忍法をモチーフにした料理を出したりと、エキゾチックな日本の忍者に憧れる外国人に人気となっています。
私の友人にも伺ったところ非常に楽しかったとのことですので私も行ってみたい場所の一つとなっています。
メイドカフェや忍者レストランが外国人受けするのは、何も日本でなければならないという理由は小さいと思われます。世界的に日本のイメージとして広まっているテーマを選べば、さまざまな業態とミックスさせて事業展開を図ることも可能でしょう。
たとえば、芸者の姿をしたスタッフがサービスするレストランは幕末以降、日本のイメージとして定着した「ゲイシャ、フジヤマ」を現代に再活用できます。精巧な設計や製造で海外でも評価の高いプラモデル模型やフィギュアをテーマにしたカフェやサロンも、日本文化ならでのは強みを生かして集客力が期待できますよね。
レストラン分野で世界各国から人材確保が求められているすし職人を利用するのもいいかもしれません。ユネスコの文化遺産に選ばれたことで、日本の和食はますます世界的に人気を集めています。なかでも日本人のすし職人は海外で不足していて世界各国の大都市やリゾート地で高給かつ好待遇で募集が続いています。
メイドカフェでは和食の人気を利用するのは少しためらわれるかもしれませんが、忍者レストランや芸者レストランといった和のテイストを前面に押し出したスタイルなら、すし職人を中心に現地の味覚に合うアレンジをすれば大きなビジネスチャンスが考えられるでしょう。
まとめ
アニメから始まるメイドカフェにしても忍者や芸者にしても、海外はもとより日本でも日常的に体験できない一種のテーマパーク空間を作り出せるかがポイントといえるでしょう。外国人観光客がメイドカフェに押し寄せるのであれば、海外でそうした一定層を取り込めるスタイルのカフェやレストランを構築すれば収益性も高まることが予想されます。
クールジャパンの名の下に世界から関心が集まるこの時期だからこそ、海外の日本文化愛好者に訴えかけるスペースを提供したいものです。