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日本はタトゥー=ヤクザなの?刺青とタトゥーの違いとは

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最近も話題になったタトゥーや刺青の入浴問題。2013年には北海道の入浴施設でニュージーランドの先住民の伝統的な刺青が施設側からアウトとされて入浴を断られていました。
もともと日本では刺青は一部の人のものだったり、威圧感を与えるものという意識が強いので、「入浴お断り」の看板を出しているところがほとんどです。

しかし、東京オリンピックも間もなくやって来ます。海外の映画やドラマではタトゥーをしている人たちはよく登場しますし、海外旅行でも刺青を堂々と露出して街を歩いている姿なんて珍しくもありません。

日本の刺青も伝統的文化としてこれまで伝えられてきたはずです。
海外のタトゥーとはどのような違いがあるのでしょうか?日本と海外との意識の違いも含めて、少し調べてみましょう。

画像引用:http://curazy.com/archives/81447

タトゥーと刺青の違いはなに?

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出典:http://medicil.jp/

バラやドクロなど洋柄のものがタトゥー、龍や観音など和柄が刺青。そんなイメージを持っている人が大半かもしれません。もちろん、間違いではないのですが、厳密にいうと彫り方の違いによって分けられています。

刺青は、針を肌に深く刺してそこに染料を流し込みながら施していきます。刺青をすると絵柄の部分の皮膚は盛り上がります。一方、タトゥーは刺青より針の入り方が浅く、皮膚の表面に彫っていきます。彫った部分も平らで、刺青より色が浅めに入ります。

つまり、タトゥーか刺青かは、皮膚の盛り上がりによって見分けることができるのです。

日本でのタトゥーのメリット・デメリット

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ここ10年ほどで日本でも若い世代を中心に、刺青より手軽に入れられるタトゥーが普及しました。タトゥーは街角にもタトゥーショップがあって出入りしやすいので、タトゥーに憧れていた若者の敷居を低くしたようです。

刺青に比べると料金も安く、時間も短くて済みます。また皮膚を浅く彫るので痛みも少ないのがメリットです。

一方、刺青を含めてタトゥーにはさまざまなデメリットがあります。
もともと文化的に日本社会ではヤクザが彫るイメージが消えないため、日常生活でも支障が出る場合があります。

たとえば、温泉やプールといった服を脱いで刺青やタトゥーが露出する施設では入店そのものが断られることがほとんどです。
スポーツジムも同様です。ワンポイントの小さめのタトゥーならOKという施設もありますが、大半は大小問わず、刺青もタトゥーもまとめてアウトとされています。

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出典:http://matome.naver.jp/

また、サラリーマンで刺青やタトゥーをしていると、出生に響くばかりか最悪の場合、辞めさせられることも考えなければなりません。
信用問題という点では結婚で両親から反対されるリスクも高まります。

このほか、検査に支障が出るためMRIが受けられなかったり、針で彫るため肝炎感染のリスクがあるので生命保険に入れないことだってあります。

このように日本では見た目以外にも通常の社会生活を送るのに妨げになりやすいのがデメリットです。

海外ではタトゥーはOKなの?

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デイヴィッド・ロバート・ジョゼフ・ベッカム OBEは、イギリス、イングランド出身の元サッカー選手、モデル。ポジションはミッドフィールダー。イングランド代表にも選出されていた。
出典:http://www.jinclude.com/

刺青やタトゥーに対して厳しい日本に比べると、海外はとても寛容なイメージがあります。
海外の芸能人やスポーツ選手はタトゥーを目立つように露出している影響もあるようです。ハリウッド俳優やNBAのプロバスケットボール選手、大リーガーなどテレビでよく見かける有名人はタトゥーをしている人も多いですよね。

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海外ドラマ「プリズンブレイク」の主人公は脱出のため監獄署の地図を全身に彫り込んでいたのも印象的でした。

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ハリウッドスターのジョニーデップは出演映画ごとにタトゥーを彫るそうです。なので1つ1つに意味が込められているそうです。

しかし、現実にはアメリカでもヨーロッパでは私たちが思っているほどタトゥーが受け入れられているというわけではないようです。職業によっては制限があったり、就職にも影響があるのはもちろん、イギリスのように階級社会が残っている国では、中間階級や有名人がよくするものという意識が高いようです。

もちろん、日本ほど「刺青=ヤクザ」「タトゥー=施設で断られる」というダイレクトな偏見は少ないのですが、もともと犯罪者やギャングがしているものという意識は潜在的にあるようですね。

まとめ

友人の女性にも学生時代にワンポイントのタトゥー入れたという人がいますが、家族で温泉に行ったりするときはいまだに気を使うそうです。
ファッション感覚のタトゥーが普及してきたとはいっても、日本ではまだまだ周囲への視線が気になるところ。

2020年の東京オリンピックで大量の外国人観光客が押し寄せることを考えると、いまのうちから刺青やタトゥーに対してどう対処するのか、ただ断るだけではないアプローチが必要に感じます。

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