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【ポイント解説付】貿易実務検定ってなに?

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ある程度事業が軌道に乗った企業が、次のステップアップとして検討していくこととして、海外への事業展開があると思います。自社の製品を国内企業だけでなく、海外企業も視野に入れることで、売上のチャンスをものにすることが出来ますし、現在国内で仕入れている原料についても、海外から仕入をすることで、さらなる利益アップに繋がる可能性がありますので、経営者としてはそのようなビジネスチャンスを逃すことはできません。
ですが、海外展開をするといっても実際にどのようなことをしていけばよいのかわからないですよね。そんな時に取得しておくと便利な資格として、「貿易実務検定」という資格があります。
今回は、その「貿易実務検定」について、ご紹介したいと思います。

貿易実務検定を一瞬で解説

1.貿易実務検定とは

まずは、貿易実務検定とは、1998年に日本貿易実務検定協会が設立した資格です。
そして、その資格はレベルによりいくつかの段階に区分されており、貿易に関する初歩的な知識で取得できるレベルから、高度な経験や知識が必要とするレベルまで構成されています。

・A級:貿易実務を3-4年以上行っているレベルであり、独自で判断して行動することが出来るレベル。
・B級:貿易実務を1-3年以上行なっているレベルであり、指示を仰ぎながら行動できる中堅層レベル。
・C級:貿易実務を1-3年以上行っているレベルであり、貿易実務に関する最低限の知識を有しているレベル。

また、国家資格である通関士に比べ、マーケティングや、商談、契約、代金決済や信用状、クレームに至るまで、貿易実務を行っていくうえで習得しておくべき内容について幅広く学ぶことが出来ます。

2.各試験の合格率は?

それでは、それぞれのレベルの合格率について御紹介したいと思います。
基本的にはC級およびB級は比較的合格率が高く、勉強をしっかりしておけば難なく合格できるでしょう。ですがそれでも、半分近くの受験者は落ちてしまっていますので、あまり舐めてしまうと足元をすくわれるかもしれません。
ただし、A級に関しては頭一つ飛び出た難度となっており、合格者数はかなり低くなっています。

A級:31.0%
B級:41.5%
C級:53.9%

2.試験内容はどのようなものがあるの?

貿易実務検定の試験はどの級も共通して二つの科目を受験します。まず、一つは「貿易実務」であり、そしてもう一つは「貿易実務英語」です。
そして、それらの級に応じて問われる内容が深化したり、範囲が広くなります。

また、B級・C級においては、すべて択一方式であるのに対し、A級については、記述方式に加え、英作文が加わる試験内容となっています。

3.貿易実務検定に向けての勉強方法、ポイントは?

さて、それでは実際に貿易実務検定の取得に向けてどのような勉強を行なえばよいのでしょうか?
まず、検定試験に向けての勉強で考えられることとしては、独学で勉強するか貿易実務検定の取得を目標とした講座を受講するかの2択になります。

ここで、結論から申し上げますと、B級・C級については、独学でテキストや過去問題集を勉強することで、十分に取得できる範囲であると考えています。

B級・C級の貿易実務試験では、貿易取引に関する全体像とそれに必要な実務や知識を問われます。B級もC級も出題範囲としては同じでありますが、B級の場合は、C級に比べて深い知識を要しており、詳細な手続きや法的根拠などが問われる内容となっています。
但し、両試験ともに択一式ですので、勉強をしっかり行い、出題内容を落ち着いて読み解けば合格基準に達することは、そうむずかしいことではありません。
また、貿易実務英語試験に関しても、商業英単語をしっかりと身につけ、あとはビジネスレターや貿易書類のフォーマットさえ理解しておけば、中学レベルの英語力でも簡単に突破することが出来るでしょう。

ですが、A級に関しては、何らかの講座を受講することをオススメします。記述式であることはもちろんなのですが、試験独特の問題への対応などが、独学では難しいので、実務経験者でも苦戦してしまう事が多いです。そのため、費用を払ってでもしっかりと講座を受けることが、試験突破への一番の近道と言えるでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?今回は、貿易実務検定の概要や勉強のポイントについて簡単にご紹介させていただきました。
貿易実務検定試験では、貿易業務における知識をまんべんなく身につけることが出来ますので、これから海外進出を果たしたい企業においても必ず役に立つ知識であるといえるでしょう。
ですので、今後海外進出を検討されている経営者の皆様は、社員に対して取得を奨励することをお勧めいたします。

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